今年も活性液大爆発

3日前の農業講座で、木の花菌を元に作った活性液。

できあがった活性液を手にする受講生たち
できあがった活性液を手にする受講生たち

農業からお掃除まで、微生物くんたちの力で何でもござれのこの活性液、発酵するためには温度が必要だということで、昨年のEDEの講座では受講生が抱いて眠ったら、発酵しすぎて夜中に大爆発したのでした。

昨年の爆発現場
昨年の爆発現場

そんなわけで今年は安全対策に万全を期して、ペットボトルも大きく頑丈なものにして、発酵場所もお風呂場にしていたのですが ――――

今年もやっぱり大爆発

今年の爆発現場
今年の爆発現場 - お湯が茶色に・・・

爆発したのは、ぶんちゃん、わたるくんペア製作の活性液です。

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去年に続き2度目の爆発。普段はまったくそんなことないのに、やはり真学校のエネルギーで微生物くんたちも活発になっているのでしょうか。

担当講師のきょうこちゃんにコメントを求めたところ、一言。
「どうもコメントなちゃい。」

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担当講師のきょうこちゃん

昨年の爆発を体験した受講生で現メンバーのかまちゃんは、
「もうペットボトルはやめた方がいいですね。」

昨年の爆発現場でのかまちゃん
昨年の爆発現場でのかまちゃん

ちなみに、本日の風呂掃除の汚れ落ちは大変よかったです。

風呂掃除担当のさっちゃん
風呂掃除担当のさっちゃん

今回の活性液の製作者の一人であるぶんちゃんは、台湾からの参加。
「私はエネルギーがあり過ぎるから、陰性の強いわたるくんにお世話を任せてたの。だけどやっぱり、台湾人は熱があり過ぎるわね!」と笑ってました。

 

マイナスイオン担当のわたるくん
マイナスイオン担当のわたるくん

※「陰性」の意味を知りたい方は、木の花塾「宇宙おじさんの人生講座」または来年の「1ヶ月間の真学校」を受講してね♪

なんにせよ、この場全体のエネルギーが高まっていることは事実です。
1ヶ月間の真学校は、まだまだ続きます!

爆発予備軍の活性液たち♪
爆発予備軍の活性液たち♪

正直・素直・信じる by いさどん

真学校も第2週目に入りました。

真学校前に1か月間のケア滞在をしていたよしてるくんは、日々緻密に自分の心を見つめて、それを日記にしたためてきました。ある日の子どもミーティングを観察していて、子どもたちが大人に心を開いていることで、堂々とした発言ができるようになると感じたという。

そして、心を開いていくにはどうしたらよいかということを考えたときに、正直・素直・信じることをしたらいいのではないか?と思ったそうだ。

以下、よしてるくんに日記をちょっと抜粋させてもらう。

「ふっと思ったこと。正直・素直・信じるということは、誰に、何をという所が大きく関わってくるという説明がありました。自分で自分の心を見る場合、緻密に見たとしても自分の枠の中で見てしまい、自己完結して本当を捉えきれないかもしれません。正直でありさえすれば、緻密に見ることは必要のないことなのかとも思いました。そういうことを考えていたら、昨日のいさどんのコメントを思い出しました。「求める心。」それがキーワードのような気がしました。求める心があれば、信じて間違いないものに出会うのかなと思いました。そうであれば、先程の私の考えるようなことは考える必要のないことなのかもと思いました。そもそも信じる心があれば、そのようなことは考える必要はないですね。」

いさどんからは、「とても良い投げかけです。みんなで共有するとよい話なので、ミーティングで質問して下さい。」とコメントがありました。

ミーティングで、いさどんがこれについて説明をしてくれました。

「正直・素直・信じる」の正直は、まず自分のありのままを表現することです。正直は一つしかありません。ですから、正直を言うのであればいつも簡単なことです。正直が複雑にある時には「複雑にあります」と言えばいいだけですし、正直がいくつかある場合には「いくつかあって、これとこれとこれです」と言えばいいので、結局正直は一つだけなのです。ところが、ウソをつくとその中身は沢山あるのです。まず一つウソをつくと、それがバレそうになったら次のウソをつき、また次のウソをつく・・・とずっとウソをついて生涯ウソをついていくことになります。その場合は頭をすごく使うことになるので大変です。ウソつきほど頭を沢山使っていますし、詐欺師はある意味大変能力が高い人たちです。その能力をまっとうなことに使えばよっぽど世の中の為にも自分の為にも良いのです。それにひきかえ正直はただありのままを言えばいいのですから、全く頭を使わなくてもいいのです。

そこで、正直を言う時に、もう一つセットで必要なものがあります。それは素直な心がないと、正直は出てこないのです。素直は素に直る。素は元という意味です。その元はどこにあるのかというと、この世界の元です。この世界の元は宇宙原理ということにもなりますが、自分の中にある良心のことでもあるのです。それは自分を創っている一番元の心です。それに直るということが素直ということで、素直に合ったこと、つまり内にある駆け引きや思惑のない言葉を伝えることは、仏様の心を持っていることになります。人は、このような心を表現する人を憎みませんし、攻撃もしません。仮にその人が間違っていても、代わりにまわりの人がかばってくれるのです。こういう人を徳のある人と呼びます。

ところが、普通の人が正直に素直に生きようと思っても、それはなかなかできません。「この人はこういう人だ」と思っても、「そんなことを言ったら、逆に叱られてしまうのではないか、自分が損をするのではないか」と余分なことを考えてしまうのです。そうやって自分の損得を考え、相手の想いを勝手に膨らませて、正直を伝えずウソをつくのです。そうすると、本当に正直になるには勇気がいるのです。勇気がいるということは、やはり信じていなくてはいけません。その信じる時に、ほとんどの人は条件付きで信じようとするのです。「これをしたら自分が良い思いをする」とか、神社に行って「ご利益をもらえるのなら信じる」と思っているのです。しかし、信じるということは、わかったらやるとか、約束をしてくれたらやるということではないのです。わからないけれどやる、というのが信じることなのです。木の花のメンバーも、一体全体自分たちがどこへ向かっていくのかわからなくても、大事だと思うからこれまで歩んできたというのは、信じる心があるからです。つまり、信じることは、素に戻る、常に変わらない自分の大元に自分が直ることです。そうすると、正解がどうなのか、行く先が良いのか悪いのかはわからなくても、ただ正直に素直に生きていくことが、信じる心のベースにあるのです。信じる心ができると、勇気が湧いてきます。そうすると、とてもたくましく生きていくことができます。それは覚悟ができていることでもあるのです。

 そうすると、知意行の元の心である決意ができて、それで人は道が開かれていくのです。カタカムナでは「知意行一体」といって、知は知ること、意は決意すること、そして行は行うことです。その三つが一体でないといけないのです。そうすると、最初に知ることが必要になり、その知る内容によって決意するレベルも変わってきます。そこで、まずは何を知るか、次に知ったことに対してこれは大切なのだから行じていこうと決意し、行いになるのです。そうすると、人は言行一致の人になります。言行一致の人は言ったことを行うのですから、これを正直な人生というのです。言ったことをやらなかったり、思ってもいても出さないというのは不正直であり、知意行一体にならないのです。この知意行全てをマスターした段階に至った人は、ものをグルグルと考えなくても、直観で物事を判断できるのです。ですから、知意行一体の後に初めて直観が湧いてきて、考えるよりも鋭い真理が湧き出してくる人になるのです。

同じように、正直・素直・信じるは三位一体なのです。一つずつではダメなのです。正直と素直と信じるがセットになって初めて意味があるのです。

 


第7日目:人格を学ぶ講座(相性&地球暦)

全日:人格を学ぶ講座

午前中の講座は、これまで学んだ陰陽の仕組みから、まず自分の性格とその活かし方についての話をし、その後、いろいろな人たちの相性を見ていく実習をしていきました。

受講生のやまちゃんからの質問:

自分は読みにくい名前で中性に近い二文字陽性(6/7 の+1)ですが、性格はネガティブなところがある。それを活かすというのはどういうことでしょうか?

それに対して、いさどんからは、「読みにくい名前の人は、他の人に無い発想をする。変わり者であるというのは孤独でもあるが、独創的な道を歩むということ。6/7なので、独りよがりで勝手に行く部分もあるが、ぶれないで進めることができる。悪いところを考えるときに、その反対を見ていくとどんな風に見えるか、良いところを考えていくんだよ」と応えます。

それから、受講生とサポーターの相性を見ていきました。その後に、具体的に受講生と彼女との相性や両親の相性を計算し、いさどんからそれに対する解説がありました。実際、自分の関わっている人たちとの相性だから、みんな興味深々。

但し、相性が良いからといって、それが必ずしも良いとは言えない。むしろ相性が悪い人たち同士が実際には結婚していたりすることが多い。それは、縁が深いということ。こうした縁による出会いは、そこから学びを得ていくための因縁です。

午前の後半はいよいよ地球暦について。

地球暦の開発者、杉山開知くんとの出会いは3.11の直後。開知くんとの勉強会を経て、地球暦のを毎日使っていく中で、木の花独自の読み方が編み出されました。そして、これが個人の天命を知るためのツールになったのです。

 

 

 


第7日目:宇宙の響きを醸す 真生醤油絞り

週に1度の休講日の今日、受講生8名が醤油絞り体験をしました。

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先陣は、赤いエプロンが可愛いのりちゃんです。朝早くからの参加です。
「まっちゃん、今日のコーディネートいいね〜。」
「服はやっぱりこうでぃねえと!」(チーン)

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まっちゃんとのりちゃん
約2年熟成させた醤油。これから釜戸へ移し、火にかけます。
2年半熟成させた醤油。釜戸へ移します。

場を整えて「カタカムナのウタヒ」を奏上しました。
そこへ、こうちゃん「神事だね〜。」
次に、こまちゃん、まこっちゃんと、皆んなの『ま心』が入ります。

こまちゃん(右)登場
こまちゃん(右)登場
まこっちゃんも参加
まこっちゃんも一緒に

やって来ました受講生。
「炒った小麦を挽き割りにして、種麹を混ぜたものに冷ました蒸し大豆を混ぜ合わせ、4日間ねかせるとモスグリーンの美しい麹が出来るんですよ。それに水と塩を足して、毎日櫂入れをするんです。ふた夏越したものを絞るんです。今回のは、2年6ヶ月たったものです。」
説明の後、各自自分の思うところに配置していました。これぞまさしく『阿吽』‼︎

受講生たちも挑戦
受講生たちも挑戦
みんなの気が入ります
みんなの気が入ります

醤油の舟(絞り機)より流れ落ちる生醤油をお釜に流しこむたかちゃん
「やすえどん、このバケツ重い〜。おもいを入れる。」(チーン)

たかちゃん
たかちゃん

「 一番絞りをした後に、その粕に水と塩を足して二番絞りをします。粕(かす)を又、活かすんです。」(チーン)

「わたるシェフ、味の程は?」「美味しいです。複雑な味がしました。」「複雑な味??」「大豆の味が濃くって、皆んなの思いが込められていると感じました。」「しょうゆうことですか!」(チーン)

わたるシェフ
わたるシェフ
釜戸で煮た醤油を布袋に入れ、絞り機へ
釜戸で煮た醤油を布袋に入れ、絞り機へ
醤油が絞られていきます
醤油が絞られていきます
絞りたての醤油
絞りたての醤油

夕刻、四拍手にて『神事』無事終了。充実感にお互い笑みがこぼれます。
「お疲れ様でした。」

精進は続く…❤️

本宅カマド小屋イヤシロチより
やすえどん


IMG_4804注:「チーン」とは

誰かがダジャレを発した時に鳴らすベル。
ダジャレには、凝り固まった場のアイスブレイク、視点の多角化、ゆとりの創出など様々な効能があり、精神性が高まるほど「チーン」の回数が増える、といううわさもある。


第6日目:自己紹介+日記シェア

(以下、メンバーのみかちゃんが2月20日の大人ミーティング前に行われた真学校受講生の自己紹介と日記のシェアの様子をまとめてくれました)

今日は、真学校受講生の自己紹介プレゼンタイムの前に、昨日の予告通り、木の花楽団で歌を歌った。初めは「星々の会合」、そしてリクエストに応えて、久しぶりに「お帰りなさい」を歌った。お帰りなさいを歌うのは本当に久しぶりのこと。「お帰りなさい、本当のあなたに。」まさに、真学校はそのためにある。

毎日深い心のシェアーがある。

今日の発表は、みえちゃんと由佳理ちゃん。みえちゃんは、穏やかに淡々と心の内を語りほんわかしたいい場を作ってくれた。そして自己紹介の大トリは長期滞在ナンバーワンの「おやじ」由佳理ちゃん。パワーポイントを使っての発表の後、オレンジレンジの「以心電信」の替え歌を歌ってくれた。(替えた歌詞は本ブログ文章の最後に掲載します)

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この替え歌の発表の裏では多くの人が動いていた。友情出演でよしてるくんとあわちゃん。歌を決めたのはよしてるくん(よしてるくんは、以前メンバーのあやちゃんが以心電信を口ずさんでいたのを思い出して提案をしたそうです)、そしてあわちゃんと替え歌の歌詞も作っていた。マイク・カンペ・音源の準備は龍姿郎、歌詞カードを持っていたのはカマちゃんと祐君。歌の詩のパワーポイントを作ったのは文ちゃん。マイクにしゃもじをつけたのはりょうちん。場内から、「それぐらい自分でやれよ」との声も(笑)。まりねーから「じゃあ、自分は何をしたん?」との問いかけに、歌詞の中の一部を「心磨き」に変えただけ。普段控えめに見える由佳理ちゃんが自ら歌うということで、これだけ多くの人を動かしたことにみんなは驚いた。さすが、三文字陽性の横綱級のゆかりちゃん。動いた男性諸君、ご苦労様。

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次に、日記発表があった。昨日ののりちゃんに続き、今日はなおちゃんの日記。涙なみだの発表だった。今までの発表とは違う空気が流れた。自分の心と正面から向き合い、その心の変遷が綴られている日記を読む彼女の姿が、段々美しくなっていくのがわかった。

この半年間なおちゃんを見てきたいさどんから、「ケアーは違うと思い、真学校を進めた。何かがきっかけで本当にかたくなになっていたなおちゃんが、こんな風に変化していって、本当に肩の荷が下りた。今日の日記を見ていて、感謝の気持ちがわいてきた。日記を読んでなおちゃんが涙するたびに、なおちゃんが美しくなっていくんだよね。それはみんなの喜び。最近梅雨時でもないのに、湿っぽくて。こういう湿っぽさは嬉しいよね。」と語った。

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この真学校は、本当に今までのEDEとは違う。心を学ぶということを求めてきた人たちの学びの姿は、ファミリーメンバーにとっても深い学びと癒しになる。一人の変化が連鎖して次の人へと移ってゆく。そして、サポートする側もサポートされる側もなく、ただ場全体が発酵して豊饒な香りを漂わせているような良質の場が創られてゆく。

「船出」とは、ファミリーメンバーだけではない。地球上のあちこちにいて心を学ぼうとしている魂がこの波動をかぎつけて集ってくる。そして同じ船に乗って、大海原へとこぎ出す。

内も外もなく、学びの輪が広がってゆく。そういうことなのかなと思った。

みんなそれぞれに頑固だったと言っている。でもそれは時が来れば、解けるものなのだと、みんなの発表を見ていて思う。長い冬が過ぎて、共に学ぶ仲間と出会って、期が熟して、いよいよ古い服を脱いで、「本当のあなた」に帰ってゆく。その姿は美しい。見ているものの心も洗われてゆく。その約束の場に集って、その場面に立ち会っている。これこそが宝もののような時間。そしてそれを共有出来ることのすばらしさ。これが、金神様が言っている、うれしうれし、楽し楽しの正体なのではないかと思う。

まっちゃんの提案で、「金神様の問答」の最後の部分をひろっちが読んだ。

皆々様、いよいよ金神動きます。さすれば、嬉し嬉し、愉し愉しの世となりて、

まことの神代が花開く。皆々笑え、愛し合え。まこと次々現るぞ。

あっぱれ、あっぱれ、富士は晴れたり、日本晴れ。

ひふみよいまわりてめくるむなやこと。艮金神現れる。神人共に現れる。

いよいよ神代の幕開じゃ。新たな時代へ、船出の時じゃ。幕開け祝い踊ろうぞ。

そしてみんなで、てほとへとほへとかけ声かけて踊り出し、笛と太鼓が始まった。この時点で11時。毎晩こんな事をやって、木の花ファミリーの夜はふける。

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ここで、よしてるくんが「ごめんなさい」発言。「みんなのことも、いさどんのことも信じていなかった」と。「ずっと前の龍姿郎君のシェアーの時しんどいといったんですが、いさどんもみんなも言葉をかけてくれたんだけど、全然みんなのことを信じていなくて、一人で抱え込んでいました。そのことをくにさんから伝えられてそうだなと思いました。これからはみんなを信じて素直に受け取って、素直に心を出してみんなを頼ってやっていくのでよろしくお願いします。」とシェアーした。

いさどんからは「ええことやねん。なんでそんなに暗くシェアーするの?みんな階段のように進んでいくんだから。大体僕は人を信じてないし。でもそろそろ信じようかなって、今の話を聞いて思いました。(笑)前から言ってたでしょ。いつどんでん返しが来るか、構えてるって。中身がたいしてないんだから、重くしゃべるなよ。(笑)。」と、温かいコメントが。

10年前には自分の心と向き合えず逃げていったよしてるくん。4年前にも長期滞在している。そして今回、かなりのどん底からケアー滞在を希望して木の花に来た。そして、いさどんとの日記のやり取りの中、短期間で変身してケアーを卒業し、そのまま真学校に参加した。その分析の鋭さから、メンバーにも助言していた。

そんな頼れるよしてるくんが、揺れる心を素直に表現した。みんな、一朝一夕では進まない。揺れながら、行きつ戻りつしながら歩んでゆく。人間は、そのようにして進むもの。いさどんは、そんな人間を、温かい目で観ている。そういう意味では今日言ったことを明日裏切るのが人間。人間のことは信じていない、といさどんは言う。でも、こうして日々心と向き合い、人の心の頑固が解けてゆくのを見るのが、いさどんにとっても、回りで見ている私たちにとても、喜びになり、癒しになる。

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それから今日の特筆すべきは、渉君の確固とした意志を感じる堂々たるファシリテーション。今後もその能力を発揮してねと、みんなから絶賛の声があがった。

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日々、こんな奇跡の心のドラマが綴られる、真学校なのです。

(以下「以心電信」の替え歌)

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第6日目: 菩薩の里の経済、リーダーシップ講座、保存食づくり

午前:菩薩の里の経済

今朝の講義は、木の花の金庫番のなかのんの経済に関する講義でした。
最初に、なかのんの書いたブログがシェアされました。

お金とは何か?~「自分のお金」と「みんなのお金」
http://konohanafamilyeconomy.blogspot.jp/2014/10/blog-post_13.html

講義では、現在の世界の経済システムについての話や、
環境とのバランスのお話がありました。
実際のもののやり取りの25倍のお金が数字だけで動いていて、
実体のないお金が96%以上を占めているとのこと。

この講座でみんなの注目を浴びたのは、木の花の経済の仕組み。

農事組合法人と組合員の間では、給与規定も雇用契約もないので、労働基準法を適用しなくても、とても豊かに暮らすことができています。木の花ファミリーの経済は赤字になりません。その年の収入に応じて、その収入を平等に分配しています。個人として農事組合法人に集っているので、それぞれが個人経営者です。

農事組合法人で多くのメンバーが働き、そこで得た収入から一人当たり年間24万円、生活費として支出しています。

生活費は年間2千万円ほどで、生活用品、教育費、年金、健康保険、医療費など生活に必要なものをここから拠出します。

ヤマギシで育ったNちゃんから、「木の花とヤマギシとの違いは、木の花はみんなの信頼の上に成り立っていて、そもそもの心の部分が違うのですね」とコメントがありました。

経済

お金の流れはあるのに、一人一人がお金に対する所有意識が無いというのが一般とは異なるところ。外勤で得たお給料も、全体で得た収入も、全て経理のなかのんのところに行く。一個人と言う意識ではないので、どこにあるお金もみんなのお金という意識。

企業体がゆりかごから墓場までをすべて賄っている。共産主義でもここまで行かないですね。

みんなの意識はこういう形。
みんなの意識はこういう形。

受講生のみどりーぬは、

「生きること=お金 になっている。それが恐怖を生むしね。」

生きることは、働く(傍ハタを楽にする)こと。
そうすることで、互いに支えあう豊かな暮らしが実現するのです。
調和な心があってこその、この分かち合いの木の花の経済。

これからの時代の社会モデルとなるでしょう。


午後 前半: リーダーシップ講座 @ 宮ノ下広場

今週はず~っと教室に座りっぱなしだったので、今日は青空の下、木の花の聖地である宮ノ下広場に行きました。今日のリーダーシップ講座は野外授業です。

最初にみんながイメージする「リーダーシップ像」について、イメージを出し合いました。
そしてこれからのリーダーシップである「エマージェント・リーダーシップ(立ち現れるリーダーシップ)」とは、どのようなものかを少し話をしました。

そして、それを体感するためのゲームを2つしました。
最初は、渡り鳥のワークショップ
5人一組になり、一人が先頭のリーダーの渡り鳥の役をします。
残りの人は後を飛ぶ鳥の役割です。
リーダーとして飛ぶ人、後をついていく人、それぞれの感想を出し合って行く中で、リーダーシップをキーワードに個々の心の癖が浮き彫りになります。
それは、今後、リーダーシップをとる際に、意識するポイントになります。

そして2つ目のワークショップは、ビーチボール大会。
チームの全員が必ず一人2回ボールを触るというもの。
途中落としたらやり直し、そしてボールを止めて持ってはいけないいうのがルール。。

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ゴールを達成するためには、誰かしらがリーダーを務めていく必要がある。
その過程の中で、リーダー的な役割をする人が変わったり、それをサポートする人が出てきたりする。日本ではあまりないことだが、海外でこのゲームをやると、感情的になって怒り出したりする人もいて、そういう人がグループで出て来ることも含めて学びとなる。

みんなで色々と試した後、台湾から来たぶんちゃんが良い提案をしてくれて、これまでになく早いタイミングで、ゴールを達成!そこで、遅れて講座に参加したなおちゃんが登場!
再度ゴールに向けてチャレンジし、難なくゴールを達成しました。

やってみての感想をみんなでシェアしました。

上手くいった点は、

  • 一体感があった。
  • 意思疎通ができていた。自分のことしか考えていない場合はダメ。
  •  みんなが全体を気にしていた。
  • 最初からできると思っていた。
  • 全体で方向性を決める必要があった。
  • ぶんちゃんが伝えるのが上手だった。
  • 一人だとあの方法は思い浮かばない。みんなでアイディアを出し合ったのが良かった。
  • みんなのまとまりが早かったし、皆素直だった。
  • 声掛け合って息が合っていた。
  • ボールを落としても誰もその人を責めず、前向きだった。

ここで出てきたポイントが一つずつ解説されていきました。
これをビーチボールのゲームの感想と受け取るのではなく、日常に活かしていくと、
物事はうまくいきますね。


午後 後半保存食作り

昼食後に、リーダーシップ講座で体を動かした後は、保存食づくりです。

今回の保存食づくりは、微生物の力を活かした、納豆と甘酒、糀納豆がメニューです。

納豆は下痢にも便秘にも良いそうです。
納豆は下痢にも便秘にも良いそうです。

黒豆納豆を仕込んだ後、みんなでよしてるくんの口癖の「ドゥーワッチュ」でエネルギーを注入しました(笑)

みんなでドゥワッチュをしてエネルギーを注入!さぁ、どんな風に出来上がるかな?

みんなでドゥワッチュをしてエネルギーを注入!さぁ、どんな風に出来上がるかな?

<やってみての感想>

  • 納豆菌のように強くたくましく生きていきたい。
  • あんなにちょっとで納豆になると思わなかった。
  • 食べるときの気持ちも、その強さをいただいているんだなという風に変わって来る。
  • 納豆になる豆が畑から育てられている段階から考えると、本当に愛情をかけて作られている。台所から出る生ごみを、一昨日の講座で生ごみたい肥を循環させたことも考えると、本当にここの生活は自然界と同じように、終わりのない循環がされていて無駄がない。そう考えるとすごい。納豆づくりだけを断片的に観るとそれだけだけど、すべてのプロセスを通して考えるとその物語がすごいと思う。

そして、今日はキッチンで漬物をつけているえいこばぁちゃん(以下EB)と、納豆を作っているはるちゃんが参加して、みんなで座談会をしました。

はる:昨日、「恵みいただきます(月に一度の菜食レストランのイベント)の試食会をしたが、とてもいい感じだった。これまでとの違いは心の問題。今まではばらばらしていたのが、一つになった感じがある。物理的なことに凝っていたことで、みんなが疲れていた。でも心が一つになることで、「今までで一番おいしい」という人もいて、しかも楽にできた。

振り返ってみると、今回は心が入っていて、みんなの心が一致した時にまとまったのだと思う。これからもそこを探りながらやって行きたい。今までは、一人一人が抱え込んでいて、空気が重くなって行くのを周りも遠目に見ていたが、

周りがくれるアドバイスの際に、心を伝えらえていたのが物理的なことばかりに気持ちが行っていた。自分たちの心が定まると、これでいけるなというのがわかって来る。

あわ:なぜそんなに変わったのでしょうか?

はる:みんなの波動で(笑)
真学校が始まって、昨年のEDEとは違って、みんなが心から学んでいることで、自分もそうだなと、この20年何していたのかなと思うようなことがある。

たか:僕も、真学校が始まる前と後で、楽しみとかリラックスのエネルギーが変わったのを感じる。

EB: 今までは、報告してバラバラと帰っていくけど、今は一人が話すと全体的にまとまっていく。昨日それを感じた。

みど:納豆菌みたい。

きょうこ:それぞれ素材があるけど、糀菌が介在することで100種類以上の酵素が出るそう。違う人たちの個性が発酵すると、人と人との世界もみんなが醸し出すと、すごい成分が生まれるな、個性以上のものがあるなと思う。共通している部分があるなと思う。

みど:講座が終わって帰ってくると、みんなが「今日はどうだった?」と聞いてくれる。それがとても温かい感じで嬉しい。

はる:今までよりもずっとみんなが何をやっているのかが気になる。

きょうこ:みんなの学びはわたしたちの学びだと思う。

みど:程よく距離を保ってもらいながら、ちゃんと見てもらっているのを感じる。そしてほんと~に、ご飯がおいしい。毎日違うメニューを出してくださるというのも嬉しい。

EB: 昨日も、メニューを決めるのに、素材としては芋ばかり。その中でいかに違うメニューにするか。

みど:アイフォンで撮った写真を見せてもらった。冷蔵庫に献立が貼ってあって、作ったものがチェックしてある。まだこんなにメニューがあるんだと思うと、その愛情を感じる。

ゆみ:作っている方も楽しい。

はる:納豆づくりも神事。開けるときにドキドキする。

EB:酵素玄米ものんちゃんが歌を歌いながら混ぜている

きょうこ:技術ではなく、想いを入れていく。はるちゃんが納豆を作るようになってから、すごくおいしいと思うようになった。何かあるんだろうなと思う。今日も二人に来てもらったのは、方法でないところで、何かみんなに感じてもらえればいいなと思った。

あわ:作るときにどういう意識で作るの?

はる:みんながおいしく食べれるように。ちょっと緊張しながら。

EB:ここが始まった時は、鶏を飼うことで、生き物を知るということをした。
鶏が死ぬことで学べば、死んだ鶏も活かされる。
鶏が死んでいると泣けて仕方なかった。そういう風にして心の修行をしてきた。

きょうこ:なおちゃんが泣いているのが気になる。何か思いはある?

なお:どうしても自分は一人という想いが抜けない。こうして納豆を作らせてもらって、みんなに支えられているんだな、自分はそうやって行かされているんだなと思って。本当に人ためにやって行かないと、と思うと涙が出てきた。それだけです。

ゆみ:見えない微生物たちのように、本当に色々なものに支えらえて生きている。

EB:一人では生きていけない。みんなのお世話にどれだけなっているか。

よし:枠はなく、みんなつながっているんだなと思う。

みど:見ないようにしている。魂のレベルではわかっているはずだけど、人間だから複雑に考えて見ないように、感じないようにしてわざと感度を下げて、勝手に苦しんでいる感じがする。

キッチンスタッフとの座談会
キッチンスタッフとの座談会

たか:食事にしても畑にしても命に携わることで、支えられて生きていることが体感できた。

やま:この経験は大きい。

みど:どれだけの生命体が入っているかを感じる。

きょうこ:今日、1キロの塩の袋を持ってきたけど、これと同じだけの腸内細菌が私たちの体に入っている。これだけの微生物ちゃんたちにも支えられている。一度、腸内細菌の映像を観たのだけど、宇宙空間に銀河があるようだった。このお腹にも宇宙があるんだなと思った。

EB:心が病んでいるとこの微生物は死んでしまう。心が元気だと、微生物も活かされて心が豊かになる。

きょうこ:いくら良い納豆を食べても、イライラしていてはね。

いぶ:心の状態に責任があるんですね。


今日もとても充実した1日でした。

 


涙涙の自己紹介

真学校は、形ではなく心をひもとくことを目的とした人たちの集まり。

毎日、毎日心の話し、深い精神性の学びを続ける真学校は世の希望である。
と断言しよう。

彼等の学びは、私の学び。わたしたちの学び。あなたはわたし、わたしはあなた・・・。

集い語り合え、想い愛し合え、みんなでひとつになれ。

それこそが神の喜び、神の姿。この無限の愛の姿が輪になって、この星の上に広がりますように。

今日の発表はきたじゅん、わたるくん、そしてのりちゃん。

 

笑顔が無かったきたじゅんが笑った!
笑顔が無かったきたじゅんが笑った!

 

この時間に、みんな正直に自分の心の内や過去を語る。そこで正直とは何かについて深めた。

のりちゃんの、日記の発表があった。真学校の授業の中で、過去を振り返り心を解放して、癒されていくのりちゃんの心の変化に、いさどんはじめみんなが泣いた。いさどんはこの日記を読んで泣いて、発表を聞いて泣いて泣いてばかりのいさどん。

発表を聞いて涙するいさどん
発表を聞いて涙するいさどん

神様の食べ物は、喜びだという。人間が学んで成長してゆくその姿を見て、神は喜ぶ。それが神様の食べ物なのです。この涙は、喜びの涙。みんなで共有したい涙だ。

本来ののりちゃんは女性らしい人なのに、おやじの鎧を着ていた。それは過去の出来事によって作られたもの。

毎日きれいになっていくのりちゃん
毎日きれいになっていくのりちゃん

けれども、こうして過去を振り返り解放してゆくなかで、美しく変わってゆく姿にみんなが心を打たれた。

そんな彼女と一緒に参加したみどりーぬが、のりちゃんが癒され変化する姿を見てを泣きながら、彼女への思いを語った。人を思って泣く、みどりーぬの姿に又感動する。こういう気づきと、癒しの連鎖が起こるのが真学校。誰がこんな場を用意したのだろうか。

のりちゃんの変化に喜びの涙を流すみどりーぬ
のりちゃんの変化に喜びの涙を流すみどりーぬ

ホールのロッカーの上にいるマザーの顔が笑っているように見えた。

金神様の顔も笑っている様に見える。うれしうれし、楽し楽しの世が来るぞと。

(文責:みかこ)


第5日目:天然循環法-農 

午前: 天然循環法 概論

講師は、畑隊のこうちゃん。

2013年11月にカタカムナと出会ってから木の花ファミリーでは農に対する捉え方も変化してきました。有機農法から自然農法へ、そして天然循環法へと変わってきたのです。

以下、こうちゃんの今日の講義を少し覗いてみましょう!

畑のことを活き活きと語る講師のこうちゃん
畑のことを活き活きと語る講師のこうちゃん

 この世界は、炭素など色々なものが上手に巡って(循環して)いるものを上手に利用しています。

わたしたちは、循環の中にいる。
光、空、大地、水、風
どこに暮らしていても、その循環は同じ。
僕らは一つ。
生まれたら必ず死ぬ。

死んで放っておくと腐る。
腐るという文字には肉という文字が含まれている。

生命が終わっていくときに、腐敗する。
肉を食べるということは、生命を終わらせるエネルギーが体の中に廻っていく。
腸の中に腐敗をもたらし、それが病となる。
かたや発酵するということは、命を活かすこと。

怒ったり、悲しんでいると全身の細胞にその影響がもたらされる。

一番大事なのは、みんなの心の在り方。

僕たちは食べたものになる。

みんなが活き活きすること。調和とは平和。
平和な環境から生まれてきたものを食べることで
平和(=調和=バランスが良い)になる。

一方、戦いの中で生まれてきた作物を食べると、体内に戦争のエネルギーをもたらす。

食べたいという想いで食べるのではなく、体とコミュニケーションしながら食べる。お腹が空いたというのは、体が必要なものを吸収する準備ができたということ。

これは、作物にも同様にいえる。

人間の心がとってやろうと思うと、肥料をたくさん入れる。それがバランスの悪い状態を生む。人間も同じ。これが良いから、あれが良いからと言ってたくさん与えられることで、最近では子どもたちが成人病になっている。

僕らは作物を作っているというよりも、そこをイヤシロチ化していくということ。潜象界から現象界にこの世界を創る最小微粒子の「カ」が満ちてくるところ。そういうところだと当たり前に作物ができる。手法としては、微生物をたくさん入れる。潜象界のカム(神)がミコト(命)となる。 

こうしたことを学ばせてもらう現場が田畑。そのようにかかわった場所を生命豊かにしていくのが、天然循環法。そうすると命が満ちていく。

こうしたことは、自分が宇宙の法則に沿ったものでないと、理解できない。
だからこそ自分の心を磨く。
そうすると田畑でなくても、どこにいても活力が溢れる場所ができるんだよ。


午後: 天然循環法 実践

今日の午後の講座は野外実習としてボカシづくり、土ボカシ、生ごみボカシ作り
そして室内で活性液と米ぬか活性液作りを行いました。

午後の講師はきょうこちゃん+畑隊のひろみちゃん、カトケン、こうちゃん。

木の花の米ぬか、水、木の花菌を入れて、手を使ってみんなで混ぜていきます。
ギュっと握って、つつくとホロッと崩れるくらいの水分量が出来上がり。

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「いい匂い~!」「おいしそう~!」という声。

きょうこちゃんが、「食べることもできるのよ。」というと、食べ始める受講生も。

このボカシはそのままだと腐ってしまうけど、土に混ぜると長期間保存が可能です。
すぐに使わない時は、土と混ぜるといいですね。これが土ボカシ。

それから生ごみの処理にもこのボカシを混ぜると悪臭もしません。
1週間くらい経ったら、土に混ぜると、その1週間後には跡形もなくなっているといいます。恐るべし発酵の力!こうして生ごみも潜象界へ戻っていくのですね。

その後、室内に入り、活性液作りをしました。
この活性液は、野菜を育てたり、お掃除をしたり、お風呂に入れたりと色々なことに使えます。

きょうこちゃんの説明を受けて活性液づくり
きょうこちゃんの説明を受けて活性液づくり

糖蜜、ぬるま湯、木の花菌を混ぜて作っていきます。
また米ぬか活性液は、家庭からの生活排水を汚染する米のとぎ汁を活性液で無害化し、有益なものにしていきます。

二人一組で活性液作り。この後、毎日、お風呂に入れて発酵させます。
二人一組で活性液作り。この後、毎日、お風呂に入れて発酵させます。

最後にみんなで感想と質問タイムを持ちました。

実習後の質問&感想タイム
実習後の質問&感想タイム

畑隊のカトケンからは、普段見ているものに対してのみんなの「すご~い!」という反応が新鮮で楽しかった。最初にどちらの菌を付けるかで、その後が決まる。心磨きも同じ。ネガティブな思考を持つと、その思いで行ってしまう。

受講生の元エリートサラリーマンのあわちゃんからは、
「こうちゃんがいつも楽しそうに畑をやっている意味がわかった」
いぶちゃんからは
「みんなで笑いながらできたから(活性液に)良い波動が入ったと思う」
みへちゃん
「微生物は目に見えないけれど、いっぱいいると思うと可愛く感じる。
微生物を観る目が変わった」

そして音叉セラピストのみどりーぬちゃんからは
「命が命をつないでいる。いさどんのしている話をシンクロしている」

それに対し、こうちゃんは
「僕は僕の感じた世界を発している。いさどんはいさどんの言葉で伝えている。
みんな宇宙の大元の心が入っている。だから語り合うんだよ。」

それを聞いてみどりーぬは、
「真実がわかった感じ。受け売りの話と実際に現場でやっている人の違いがわかる。頭ではない。体感するものと思った」

木の花ファミリーでは知意行一体を実践すべく生活しています。
これまでの知識編重のプログラムとは違う、感じて学ぶプログラムになりました。


 

プログラムの最後に受講生から質問がありました。

Q: どんな時にこれを捲くのですか?

A: 苗の時は1000倍、作物に元気のない時は2000倍、病気が発生し、広がるのを防ぐときは原液を捲きます。あとは、直観ですね。

どれだけ良い菌を補給しても、それを定着させる環境を作ってやらないと機能しません。


 

活性液と一緒に
活性液と一緒に

この世界は響きで成り立っています。みんなも響きを発しているよね。それは何を想って毎日を生きているかが響きによって表れている。自分が霊的に成長したり、高まったりすることで、この世に何をもたらすでしょうか?

 

 


第4日目:互いを知る&人格を学ぶ講座-2

8時半~10時:「互いを知る」

受講生同士が早いタイミングで打ち解けて、互いを知り合うことができる機会を作るための講座でした。

受講生は5分間で、A4の用紙の真ん中に名前を書き、その周りに以下のことについてキーワードをテンポよく書き入れていきました。

  • 関心のあること
  • 好きなもの
  • 好きな映画
  • 得意なこと
  • 良くいく場所 など

その後、小グループに分かれて、そのキーワードに対して、10分間質問をしながら雑談していきました。3回ほどこれを繰り返した後は、他己紹介です。

全員で1つの輪になって、一人一人について他者が紹介をしていきました。

その後、各メンバーをどのように活かしあっていくか、どんな風に活かせるかを出していきました。

最後に山ちゃんが、午前中のその場の空気を感じながら、魂の音を発してくれたのですが、それがなんとも心地良く、ほんわか暖かい空気になり、午前中の前半のプログラム終了!


休憩を挟んだ後は、昨日の午後の「人格を学ぶ講座 序章」の続きです。

以下、講座のプレゼンをいさどんと共に作っているみかちゃんのレポートです。

人格を学ぶ講座 1 基礎編「陰と陽」 

今日は天の気によって、突如午前中に人生講座に。10時頃湧泉閣に着いてホールに入ると、受講生達がみんな丸座になっていて、会場には和気相合とした雰囲気が流れていた。前の授業は道代ちゃんによる「互いを知る」という講座だった。良い感じで過ぎたことが伺われる。

話に聞き入る受講生
話に聞き入る受講生

その和んだ空気の中、本当の自分自身を知って深めていく「人格講座」の本題に入る。みんな、自分自身を知らずに生きている。自分を知らないのだから、自分以外の人のことももちろんよく分からずに生きて、人間模様が展開されていくのだ。この講座は、今まで長年つきあっているのに知らない自分自身を知るだけではなく、他者を知り理解していく講座なのだ。人間にとって最も大切で、優しい講座なのです。

「あの人なんでこうなんだろう。私ならこうするのに。」という台詞良く聞きますね。違うんです。あの人だからそう考えるのです。自分が思うようには人は考えないのです。心、魂という未知の領域に入っていく準備は出来ていますか?

よく、この講座を始めると「いや私は違います」という人が出てきます。「自分が感じる自分とは違う!」という主張なのですが、まさにそれを言う人の人格も名前に出ているのです。怖いですね~。

まずは、名前に「陰陽」が現されているということを学びました。

陰陽

午後からは、魂の陰陽を自分自身に当てはめていきました。陽性のみどりーぬは「太陽の陽がはいっているから、うれしい」とか、三文字陽性「おやじ」の由佳理ちゃんは「納得」でした、陰性の慶晃(よしてる)くんは「そうだなと思う。パートナーがいたら、相手に働きに出てもらって、自分が家事をしていたい。」など、それぞれに、いろんな感想を述べていました。

そして、いよいよ基礎編②「文字と発音の傾向と意味」で、名前の詳細な分類とそれぞれの傾向を学びます。木の花のメンバーや参加者を事例にしながら、笑いあり、うっとする場面ありで進んでいきます。

【一文字陰性】

一文字陰性の事例で渉くん登場。一点集中型の一文字さんは与えられた環境の中で一生懸命やります。常に自分を満たしてくれるものを求めています。環境に左右されやすいので、巻き込まれてしまいます。

渉くんのお母さんは三文字陽性、「こうあるべき」という自分の考えが強く、それを子供に押しつけてしまいます。その違和感が、渉くんの中に後で出てきます。渉くんは、お母さんとは縁を切って生きて行きたいというのですが、実はそんなお母さんも問題ある自分自身を学ぶ為に、出張木の花塾に出席してくれています。

【二文字陰性】

物事を二元的(損得、善悪)に捉えます。他者への貢献よりも、自分を優先するために自らを守る傾向が出てきます。守りから攻撃に転ずることもあります。また、理屈っぽく行動が伴わない。というところで、

よしてるくん、たかくんらが、苦笑いしつつも「納得です」。

でも、よく考えるのだから、そこに行動力が伴えばよいのです。

二面性があり、虚栄を張ると実際の自分とのギャップにストレスを感じて、躁になり身内に対してわがままな傾向が出てくる。ここで、いさどん「あ~面倒くさい。よしてるくん、たかくんは、本当に面倒くさかった。(笑い)」

【二文字陰性(中性に近い)】 極めて面倒くさい人。メンバーの事例では、裕美ちゃん、まっちゃん。

「あの人やだなあ」という感じの、ネガティブな直感が働く。

表面は穏やかに見える。こういう人はうつになりやすい。先天性鬱。ところが鬱的状態を外に見せないようにするために妙に明るく見せる傾向にある。特定の事に集中すると能力を生かせる。

ここでまっちゃんの、書道の話しが出た。そうすると必ずいさどんがこう言うのです。「全く字のうまさと人格は関係ないよなあ」

【二文字陽性】

他者の話を受けるよりも、自己主張をしたがる傾向が強い。物事を自らにとって、都合良く解釈し行動する。判断の精度が悪い、天然ぼけタイプ。先天性躁状態。

精度が悪いので、失敗をくり返し、自信喪失になる。これを陽性鬱という。

空気が読めずに他者に必要以上に接する傾向がある。積極的に行動し、的を射ると現実化する能力が高い。

「使い方を間違えるなということ。」と言ってあわちゃんを指さすいさどん。使い方を間違えるとエリートがニートに。(笑い)

【二文字陽性で中性に近いタイプ】

山ちゃんがここに当たります。直感力があり自己が確立されている。比較的、的確な行動を取るが、他者からの助言に耳を傾けない。頑固。好きなようにやる。このタイプが鬱になることはまずない。

まれに環境的要因によって、自分のペースが乱されるとストレスがかかって悩み、壊れることがある。

事例として、メンバーのハルちゃんが、昔姑さんと一緒に暮らしていた頃の話し。姑さんとのやり取りの、問答集を作りたいと、ノートを持ってきたことがあったという。「そんなものは作れないよ。一緒に暮らさなきゃいけないじゃない。それよりも、柔軟な人になること」というアドバイスをしたという。

又、ちなっぴーの事例では、木の花創立当初務めていた「まかいの牧場」のひどい現状にストレスがたまり、口の中に口内炎がたくさん出たという。

【二文字陽性で偏った人 】 事例、政治家の一郎、野球の一郎

男性はのびのび育つが、女性は男性優位の社会の中で抑圧された感を受けることがある。

直感力に乏しく、判断の精度が悪いので、ものを見る力が乏しく、自信を持ってやったことが外れることが多い。

故に、陽性鬱になりやすい。お人好し。お金の計算は向かない。

一芸に秀でるが、判断が雑で外れるといき詰まる。

イチローの事例で見ると、もう引き際なのに判断を誤っているので、まだ選手活動をしている。もう花が過ぎているのだが、次の人生が見つけられないでいる。これからどこへ向かうのか見物。

【三文字陰性の傾向 三文字陽性の傾向】

物事を三元的に捉え、駆け引きで表現する傾向にある。複雑な思考をするので、色々あるのですが、この辺になると二文字一文字の人には理解しがたい世界が展開される。複雑なんだなあと思うだけでもいいと思います。

受講者で言えば、由佳理ちゃんは三文字陽性のおやじなのです。そして、私美雅子も代表的三文字陽性の「おやじ」。いさどんに出会って、その事を知らされて、楽になりました。

「おやじ」は「おやじ」をカモフラージュするために、可愛いピンクの服を着たりするので要注意。

こんな感じで、さらに濁点や小文字の傾向、外国人の場合など事例を出しながら楽しく見ていきました。

次回は、実際のメンバーの組み合わせ事例、参加者の家族や人間関係の事例を見ていきます。

 

 

 


第4日目:人格を学ぶ講座にて

昨日の午後と今日の終日、「人格を学ぶ講座」が行われました。昨日の講座の冒頭で、
メイン講師であるいさどんは次のように語りました。

この仕組みがどのように生まれたのかを語るいさどん

この仕組みがどのように生まれたのかを語るいさどん

今年の真学校での人格を学ぶ講座は8講座あります。1講座3時間として、約24時間この講座に取り組みます。この講座は1ヶ月間の真学校の中で最も時間を割いている講座であり、一番のメインの講座になります。昨日も世界の捉え方を色々お話ししましたが、物事の捉え方は人によって違うのです。それは人それぞれ観ている位置が違うからです。それから、観る目に色が付いていたり、ストレートに情報が入っていく人もいれば、ねじれて入っていく人もいて、人には色々な癖があるのです。生まれてからずっとそれと付き合ってきているので、それが当然と思っている人が多いのですが、簡単に言うと、人は自分のことをよく知らないということです。そういった自分の心の癖を無調整のままでこの世界を観ていたら、心の癖のままに人生を生きているわけですから、癖の多い人ほど自分が思っていることと他者の思いが違うことになるのです。その時に、他者に問題があると捉える人は、攻撃的になります。それから、被害妄想になります。逆に自分に問題があると考える人は、自分を卑下して卑屈になっていくのです。

 そこで大切なことは、どちらが正しいか、間違っているかと考えることではありません。そこでは自らの考えがどういった形から湧き出し、どのような環境に影響されて、今の状態に至っているのかを理解することがまず大切なのです。その時には、客観的かつ冷静な姿勢が大事です。人はそれができている人はほとんどいません。それができている人はどういった人かというと、自我にとらわれていない状態です。そのような人は相当修行を積んでいる人です。修行を積むということは、一般社会にいて色々な出来事に出会って苦労してきた、ということではありません。一般社会に出て色々なことに出会って苦労している人は、社会の中で出来事に反応しているだけなのです。ですから、それが修行を積んだことにはならないのです。社会にいようがいまいが、自分自身から一歩外に出て、自らを客観的に捉え、他者と同じように冷静に自分や物事を捉える精神状態になっていることが、修行を積むことなのです。ですから、社会でいくらもまれていても、客観的な視点が培われていなければ、それがその人の人間性を高めることにはならないのです。

過去に人々は、そういった境地を得る為に色々な修行を行ってきました。生きるということは、最終的にその境地に到達することが目標ですから、そういった修行は沢山行われてきたわけです。しかし、それは特別な意識に目覚めた人とか、山に入って修行をした人といった特別な人にしか得られませんでした。山に入って修行をすると、普通の人の何倍もの境地が得られるのです。中には千倍も得られる人もいます。そんな人は一人でも千人(仙人)ということになります(チーン♪ みんな、笑)。

今回、みどりーぬは音叉を持ってきてくれましたね。こういった境地を得る為に良い手法や道具があると、物事の解決が早いので普通の人は飛びつきやすいのですが、問題事があるということは、そういった手法を取り入れる前に、それを受けた自分自身を知る為にその出来事に出会っているのです。ところが、人は自らを知ろうとせず、そういったもので簡単に治したほうがいいと思ってしまうのです。それはお医者さんの治療でも同じことです。ですから、それだけに頼ってしまうと問題事の根本的な原因を捉えるチャンスを失ってしまうのです。しかし、それが全くできない人がただわからないと言っていっても、いつまでたっても問題事の解決には成っていきませんので、それを一つのツールとして使うことは有効なことです。目的を見失わずに、手法や道具は有効に使えばいいのであって、使い方が間違わなければいいのです。

音叉セラピストのみどりーぬ
音叉セラピストのみどりーぬ

今から33年前、霊的な出会いによって、天からこの人格を学ぶ講座のもとになる手法を降ろされました。ですから、ここ以外にこの手法はありません。それを30数年かけて沢山の人と出会いながら、名前から読み取れるカルマについて体系化させてきました。今まで一万件以上の面談を提供し、分析する精度が上がってきた今、皆さんに伝える段階になったのです。これは非常に面白く、かつ有効なものです。それを皆さんに伝授します。そして、皆さんは自分のことを客観的に観ることができるようになります。さらにマスターすれば、同じように色々なことで困っている人の為に観てあげることもできるように生かせるのです。しかし、人は毎日自らの感情・心の動きを緻密に観ていけば、こういった手法がなくても自らを知ることができます。その為に生まれてきているのですから、このような手法だけに頼ってはいけません。本当は、日々の自らの感情の動きと真摯に向き合って、逃げないことが大切です。

私はその手法を与えられた者として、人生の中で最も大切にしていることは、生きることの意味を皆さんに伝えることです。そして、近年の社会情勢からすると、自殺者を少しでも減らすことを目的に生きています。自殺するということは、与えられた大切な人生の価値を積み上げることを自ら放棄することです。辛い出来事は、そこから逃げる為にあるのではないのです。その出来事に向き合って、そこを超えていき、自らの価値を高めて喜びとすることが、神様と契約してこの世界に降りてきた目的なのです。

今、世界では宗教がもとになって沢山の争いが起きています。本来、宗教は豊かな社会を築き、人間同士の絆を深め、愛と調和の平和な世界を創ることがその目的です。しかし、そうなっていないのは、今の人類の在り様から観るとやはり客観的な視点がなく、世界観が狭いからです。それは、一人一人がそのような者だからこそ、そういった人たちが自我の上に支持した国家ができ、国家はその欲のかたまりとして国益の為に対立しています。そして、宗教がその現象の元になっているのです。

とりあえず、皆さんには代表して国を治めて下さいとは言いませんが、まず自らと向き合って、自らを健康で平和にしてもらいたいと思います。そして、本当に「嬉し嬉し楽し楽し」の人生にまず自分を導くところから始めてもらえばと思います。その喜びに出会えたら、「このような大切なことは自分だけでやっていてももったいない!」という感情が湧いてくるのです。そうすると、同じように苦労してきた人に出会うように、天は出会いを用意してくれるのです。そこで、人の為に本当に親身になって生きていくようになると、人は初めて菩薩・ブッダの生き方をするようになるのです。

このように、なぜこの講座を提供するのか、そしてこの1ヶ月間の真学校の中でなぜこの講座を最も多く提供するかということについては、人が生きていく上で深い意味が込められているからなのです。ぜひこの学びを、自らも世の中も健康で平和になるよう、生かして下さい。

編集:ようこ