第11&12日目:地球暦作成ワークショップ&人格講座4応用編「家系図と地球暦を合わせて読む」

地球暦作成ワークショップ&人格講座4応用編「家系図と地球暦を合わせて読む」

この講座で真学校も半分が終わり折り返し地点を迎えた。人格講座は受講者から「間を開けないで、連続して学びたい」という要望が出たので、一ヶ月かけて学ぶ予定になっていたところを前半の二週間で一気に行った。こんなふうに、受講生と話し合って講座を自由に組み替えられるのが真学校の良いところ。

26日27日の二日間は、今までの集大成として、地球暦作成ワークショップと人生講座・応用編で家系図と地球暦を合わせて個人を立体的に読み取るということをした。

地球暦作成ワークショップで自分の地球暦の盤面を作成する受講生を見ていると、人から読んでもらう受け身の学びと違って、自分で惑星の意味や、角度の意味などを一つ一つ考えながら盤面を作成することで、自分を振り返っていく再確認の場になっているようだった。

ワークショップの時、イブちゃんは、数字は苦手なんですと、目に涙をためていた。無理しなくていいよと伝えると、となりに座っていた文ちゃんが、すかさず「私がやります」と言って、サラサラと二人分の地球暦を作ってくれた。

午後の講義が始まる直前に、いさどんはイブちゃんに次のように伝えた。

「苦手だからといってアレルギー反応を出して止めるのではなく、やれるところからひとつずつやって、「出来たね」と言って進んでいく。頭を使っていないのだから、自分の頭を使って考えること。」

午後には、家系図と地球暦を合わせて総合的に一人一人を丁寧に見ていった。人生を旅に例えると、地球暦は乗り物の性質を、カルマ読みは運転手の性質を現しているので、合わせて読むことで、より人生が立体的に見えてくる。受講生の中から何人かを紹介します。

イブちゃんの家系図を見ながら、イブちゃんの今までの人生をいさどんは次のように読んだ。

「イブちゃんは、心のクセのままに、あまり考えずに生きてきた。子供の頃に父親からもらえなかった愛情を求めて、ストレス故に縁の薄い人を選んで結婚した。しかし結婚した相手は、思っていた人間性と違っていたので、嫌になり離婚した。」

そんなイブちゃんに、いさどんが伝えた今後の指針は

「とにかく頭を使って、丁寧に感情抜きに自分を見ること。イブちゃんの能力はまだ開発されていないが、とても可能性を秘めているのに、それを見ないでいる。簡単に言うと頭を使っていない。地球暦を見ると、行動力があるし、優しさ繊細さもあり、他の惑星もバランス良く機能しているが、生かされていない。もっと広い世界観を持って、広い世界で自分が生かされるような、新しい自分の能力を引き出すと自信がついてくる。名前に濁点があるので狭いところにいると広いところが怖いと思うが、広い意識にたてば、それが好奇心になって新しい発想も生まれるだろうと、予測できる。約束してるんじゃないよ。そういうふうに自分の門を開けば、もっと世の中で役に立つし、自分が自信を持って生きられる。」というものでした。

 


2日目最初はたかくん。たかくんは三人兄弟の末っ子だが上の二人はお姉さん。故に親の期待は男の子のたかくんにかけられ、たかくんはその期待に応えようとして、男らしくなろうとしてきた。けれども、たかくんの心は陰性で、心は欲しいという状態なので、無理が発生した。

たかくんのなかに理想の「強い男」がイメージとしてあって、その理想のイメージになろうとしてもなれないので、いつも表情が曇っている。相手の理想に答えようとする根深い心から抜けられず、評価を先に気にしてしまい、素の自分をなかなか表現できない。たかくんの日記にもそれが現れているので、いさどんは日記にコメントをつけないということで、たかくんにメッセージを送っていた。

地球暦を見ると、土星と天王星がしっかりと結んでいる。しかしそこに90度でからむ金星が破線であるために、気持ちはあるのに土星の不要なものを削ぎ落とす機能や、天王星の改革の機能が生かされない。ここにスイッチが入っていたら、もっと明快に自己改革する人だったのに、惜しいねといさどん。そこをしっかりと認識して、素の自分を認めたら楽になるのだが、出来ないのにまず宣言していいところを見せようとするクセが続いている。

しかし、27日の大人会議の報告では、日記のシェアーがあり「やっと素直を表現できるようになって来ましたね」といういさどんからのコメントがありました。これを機に変わっていくたかくんを楽しみにしています。


次は、地球暦真っ白が特徴のあわちゃん。いさどん曰く「まだ組み立てていない車に乗って「いくぜ~」と走り出すと、どんどん車が解体していく。それがあわちゃん」

地球暦に色が無いあわちゃん
地球暦に色が無いあわちゃん

そんなあわちゃんが人生を上手に生きて行くコツを、いさどんが教えてくれた。

  • 特別保護区に入れる
  • 特別のナビをつける

けれども、迷いが出るとナビの言うことを聞かないのがあわちゃんの特徴。

環境作りも大切ですが、やはり一番大切な事は、最終的に自分を変えるのは自分の意志であるということ。人生は自分を知る旅。出来事は自分を見る鏡だから、自分のくせに気付いて、コントロールすることと伝えた。

さらにいさどんは、自己コントロールについて以下のように語った。

「ある意味、『マインドコントロールが進んでいる』とみんなのことを見ている。『仕組みを見てから心を見て向き合い、自分をしっかり操縦して生きていくことを身につける』ということをマインドコントロールしている。これは洗脳ではない。洗脳は脳の機能をおかしくしてその情報を自分の中で操作できなくすること。一方通行の情報を与えてそのままのめり込んでいくという状態。僕が言っている洗脳は、心を自己コントロールすること。これは仏教では洗心という。自分で問題の心を振り返る。汚れ、ねじれ、ゆがみを洗い流してきれいなものにするということ。」

 

その話を聞いて、あわちゃんが今取り組もうとしていることを語った。

「まだ相手に今の正直な想いを伝えていないので、これから言っていきます。」

正直は大切なことだが、そのときに気をつけることをいさどんが以下のように伝えた。

「想いを伝えるとき、それが自分のためなのか、相手のためなのかを見ることが大切。それが分からないならば、先ずは相手に伝えてみると、どちらの心だったのかがわかる。言って良かったこと、言わずに自分でコントロールして削ぎ落としていかなければいけなかったことと、正直の仕分けが出来る人になることが大切。」

 

こんな風に、一人一人の心を分解して、丁寧に読み解いていく時間をみんなで共有した。人生講座は、己を解体して見る事で、自分の思考のパターンや囚われを知ることが出来る。大切な事は、その囚われから自己を解放していく事。

又、己を知るだけではなく、他者を知ることによってそこから理解と思いやりが生まれ、それが社会を健全に運営することにつながる。自分を知るとは、他者を知ることであり、さらには自分も他者も含む「この世界の仕組み」を知ることにつながる。この講座は始まりであって、今後自分の人生で応用していくことで初めて「身について」いくもの。自分だけでなく「この世界の健全な運営」のためにどんどん生かしていってもらえることを願っています。

 


己読みを学びそして生かす

今日も己読みの講座がありました。

己読みとは産まれた日時の太陽系の惑星の配置図からその人の人生を読み解くものです。

太陽系のそれぞれの惑星にはそれぞれに対応する性質があります。

そして惑星と惑星との間の角度がある一定の角度になっている事をアスペクトがあるという言い方をします。

アスペクトがあると角度を作っている惑星の性質がその人に宿っていると考えます。

そしてその惑星の性質の有無によって感情が湧きやすい状況があるという説明がありました。

 

私自身のことで説明します。

私は金星に対応する性質が弱いです。金星の性質とは女性性、愛、思いやりです。

そこに現れている通り、私は自他に対する思いやり、愛情に関してとても敏感です。

そして自身の性質が弱いがゆえにそれが足りないという不足感を持ちやすく自他に求める傾向にあります。

だから、相手から思いやりを感じられない時に哀しみ、怒かりの感情が湧きやすく、

それを感じられるときには喜び、楽しさの感情が湧きやすいです。

その時、湧きあがった感情に捉われると出来事を正確に捉えることができなくなり、それが高じると問題ごとが起きるということに発展していきます。

 

というように、惑星の配置に現されるところで感情が湧きやすいのですが、この説明を聞いたときに僕の中である考えが湧きあがってきました。

「私の世界観がこの世界の真理と一致していればどのような惑星の配置であったとしても感情は湧かないのではないのだろうか?」

感情が湧かないのであれば、当然感情に捉われるようなことはありません。

世界観がこの世の真理と一致していれば感情に捉われることはないのでは?と思いました。

世界観がこの世の真理と一致していないということは自分勝手な価値観を持っているということです。

自身の持つ世界観をこの世の真理と一致させ、この世界を「私はあなた、あなたは私」の世界にしてしまえば、あるがままのその姿のままでも全ての性質を共有することとなり、今、世界に生きている者たちと共に、今まで歴史を紡いできた者、紡いでいく者たちと共に調和した世界を現すことができるのです。

 

正直、素直、信じる

心磨きとは、自我を手放し、世界の実相をその身に受け入れ、宇宙全体としての悟りを開き調和した世界を現すための具体的手法です。

カルマ読み、地球暦、カタカムナ、特別なツールを持たない木の花ファミリー創立メンバーがどうしてこの木の花の世界を現してこれたか分かったような気がします。

 

 


「ねばならない」からの解放

今日の大人ミーティングでは、よこなおちゃんが24日の日記の一部を皆にシェアしてくれました。以下に、24日の人格講座を受けて綴られたよこなおちゃんの日記をいさどんからのコメントとあわせて紹介します。

――

今日は地球暦の講座があり、一人一人の地球暦を順番に見ていった。自分はそのように決めて生まれてきたんだ、生まれた瞬間にもう既に決まっていたんだ。そう思ったら、素直に受け入れることができた。自己愛が強く、自分に優しい場所を求める。そして、それが頑固に出ている。何度も何度もいさどんが伝えてきてくれたことだ。

いさどんから、「今の自分がありえないと思うことをやってみると良い」というアドバイスをもらった。そうか、そういうことかと思った。今まで行動するといっても、具体的にどういうことか・・・と悩んでいた。自分流に考えていてできなかったのだから、相手を信用して素直に聞いてみれば良かった。

~いさどんからのコメント~

自己からの開放です。

自分の狭い枠の中で考えていても思い付くことに限りがあるので、明日のフリープログラムの時にみんなの智恵を借りようと思う。

~いさどんからのコメント~

その中で最もウッとくることに挑戦してみよう!

とりあえず、今まで自分がやってこなかったこと、自分がうっと思うことをやってみる。

今実行していること・・・ミーティング等で発言する

食事の時はなるべく話したことのない人の隣に座って話す

相手の目を見て話す、聞く

わからないことはそのままにせず聞く

苦手だと感じる人に何が苦手だと思っていたかを伝えてみる

やった結果は考えず、とりあえずやる。やってみて出来なかったら、その時また考えれば良い、という気持ちでやる。

 ~いさどんからのコメント~

実行して下さい。新しい自分と出会えるでしょう。

今日のミーティングでようこちゃんが変化している人としていない人の差は、「信じる」ができているかどうかの違い、ということを話してくれた。今までいさどんや他の人が何度も何度も言ってくれてきたことを、私は素直に受け入れてこなかった。相手に失礼なことをしてきた。相手が嫌なことをわざわざ私に伝えてくれているのに、全く相手の気持ちを考えていなかった。まず、相手を信じる。そうすると、自ずと素直・正直が出てくるのだと思う。「信じる」と思うと、また信じなければという自分に強制する癖が出てくるので、相手に任せる、相手に委ねるようなイメージで力を抜いてやる。

 ~いさどんからのコメント~

一番損をしているのはあなたです。本当は、相手はいらないのです。あなたの中に信ずる心を持つことです。大切なことなので、違いを考えてみましょう。

今まで色々なことを自分に制限してきた。早く寝なければならない、これを食べなければいけない、食べてはいけない、寝る前は食べてはいけない、人に合わせなければいけない。ひとつひとつは小さいけれど、沢山あったんだなあと思う。

~いさどんからのコメント~

ねばならない人生ですね。そういった人は実行しない人です。

確かに体のことを思ったら、そうした方が良いことでもある。でも、そういった制限がまた自分を苦しめていたんだと思う。そういうことは、心が健全になってからやろうと思う。

~いさどんからのコメント~

そうです。

今は食べたい時は食べる、食べたい物は食べる、寝たい時は寝る。夜ふかししても大丈夫。今は自分を解放して、自分に優しくしてあげる。

~いさどんからのコメント~

僕も日記を読んでいて楽になってきました。ありがとう。

今日、みっちーが「よこちゃん、顔が日に日に明るくなってきたね」と声を掛けてくれた。私も、もっと周りに目を向けて、気付いたことは声に出して相手に伝えていく。ここ3、4日便がよく出る。冷え性も少しだけ良くなった気がする。自分の小さな変化にも、ちゃんと気が付いて認めてあげようと思う。

~いさどんからのコメント~

そんな朗報は独り占めしないで、大人ミーティングで皆に報告して下さい。

150215-134704

――

大人ミーティングで日記をシェアしたよこなおちゃんに対し、皆からは温かい拍手が湧きあがりました。恵みいただきます担当のゆみちゃんからは、「よこなおちゃんは自分の苦手なことにチャレンジするということで、2月28日に開催される恵みいただきますのホール係を立候補してくれました!」というコメントがありました。

よこなおちゃんはじめ、真学校受講生の心の変化は私たち皆の喜びです♪