第14日目:心の学びの実践:「恵みいただきます」

今日は、月に一度の地域の方々との交流イベントである「恵みいただきます」が開催されました。このイベントは、地域の方々と食を通して心の交流を図るために開催されています。
木の花ファミリーのメンバーは、このイベントのために、何度もミーティングを重ね、試食会を繰り返し、フィードバックを活かし、お料理を完成させていきます。
そして、当日はその月のテーマに合わせた衣装と会場のデザインで、異空間を作り上げます。今月のテーマは韓国料理!

 

今回の韓国料理(わかめs-プ、ビビンパ、サラダ、トッポッキ、ムッ+ピーナッツソース、キムチ、カクテキ、チヂミ (カボチャとねぎ)、里芋の包み揚げ、イチゴのムース
今回の韓国料理(わかめス-プ、ビビンパ、サラダ、トッポッキ、ムッ+ピーナッツソース、キムチ、カクテキ、チヂミ (カボチャとねぎ)、里芋の包み揚げ、イチゴのムース

このスペシャルイベントに真学校受講生もスタッフとして参加しました。

こうした実際に木の花のメンバーが、一般の方々と触れ合う中で、心をどう表現しているのか、良い流れはどんな心の状態から生まれるのかなどを実際に動くことで、肌で感じる機会を持ちました。

苦手を克服するためにホール係にチャレンジしたきたじゅんと赤のチマチョゴリののりこちゃん
苦手を克服するためにホール係にチャレンジしたきたじゅんと赤のチマチョゴリののりこちゃん
人前に出るのが苦手とはとても思えないおもてなしをしてくれたよこなおちゃん
人前に出るのが苦手とはとても思えないおもてなしをしてくれたよこなおちゃん

台湾でこうしたイベントなどのコンサルタントをしているぶんちゃんは、売店担当。日頃、売店を担当しているスタッフに、改善のアドバイスをたくさんしてくれました。

ぶんちゃん、ありがとう!

その他、受講生はホールマネージャ―の補佐、受付、盛り付け、食器の洗い係、下膳などの配置に就き、それぞれ実践を通した心の学びをしました。

ホールマネージャー補佐のわたるくん(右)
ホールマネージャー補佐のわたるくん(右)

 

以下、実習をとしてみた受講生からの感想です。

— ビビンパの盛り付け担当のたになおちゃん —

やってみてやっぱり楽しかったです。

反省点はどんぶりが変わった時に広いどんぶりだからと隙間を無くすために具を多めに乗せてしまったことです。後で愛ちゃんが「量が多いとお腹いっぱいになっちゃって全部を美味しく食べれられたのかな?」と言っていたのを聞いて、すごい浅い視点でしか捉えられていなかったと反省しました。見た目に捉われて食べる方への配慮の無い心がこの結果だったと思います。

— 下膳担当のみへちゃん —

着飾ったり、子どもも一緒になって楽しんだり、太鼓をたたいて本格的な雰囲気を作り出したり・・・。素材が、料理が素晴らしいだけでなく、数々のもてなしがあり、本当に心がこもっていると思った。個人的には、車いすの方がお客様にいたことがとても嬉しかった。

— 配膳担当のよこなおちゃん —

ホールで配膳を担当していたよこなおちゃんは、既に用意されているスプーンが入った入れ物が布巾で覆われているのに気付かずに、洗い場チームに洗いを急がせたことを次のように振り返っています。

自分のことしか考えず自分視点で物事を見ていた。そんな自分に気が付いた。そのことに気が付いて視野を広げてみると、周りが良く見え、見えてくるものが変わった。のりこちゃんやきたじゅんがホールのあちこちに気を配っているのがわかり、わたしも全体に気を配るように心がけた。自分にも余裕が生まれ、お客様に話しかけたり、場の空気を楽しむことができた。お客様の顔をずっと観察していたら、皆さんの表情がとても明るく楽しそうで、とても幸せな気持ちになった。


ここまでの2週間、学んできたことを生の現場を体験することで、色々な人や様々な現象に出会い、学びを思い出し、実践し、それを振り返りながら、残り2週間の学びをさらに深めていく良い機会となったようでした。

みなさん、お疲れ様でした!

 


「ねばならない」からの解放

今日の大人ミーティングでは、よこなおちゃんが24日の日記の一部を皆にシェアしてくれました。以下に、24日の人格講座を受けて綴られたよこなおちゃんの日記をいさどんからのコメントとあわせて紹介します。

――

今日は地球暦の講座があり、一人一人の地球暦を順番に見ていった。自分はそのように決めて生まれてきたんだ、生まれた瞬間にもう既に決まっていたんだ。そう思ったら、素直に受け入れることができた。自己愛が強く、自分に優しい場所を求める。そして、それが頑固に出ている。何度も何度もいさどんが伝えてきてくれたことだ。

いさどんから、「今の自分がありえないと思うことをやってみると良い」というアドバイスをもらった。そうか、そういうことかと思った。今まで行動するといっても、具体的にどういうことか・・・と悩んでいた。自分流に考えていてできなかったのだから、相手を信用して素直に聞いてみれば良かった。

~いさどんからのコメント~

自己からの開放です。

自分の狭い枠の中で考えていても思い付くことに限りがあるので、明日のフリープログラムの時にみんなの智恵を借りようと思う。

~いさどんからのコメント~

その中で最もウッとくることに挑戦してみよう!

とりあえず、今まで自分がやってこなかったこと、自分がうっと思うことをやってみる。

今実行していること・・・ミーティング等で発言する

食事の時はなるべく話したことのない人の隣に座って話す

相手の目を見て話す、聞く

わからないことはそのままにせず聞く

苦手だと感じる人に何が苦手だと思っていたかを伝えてみる

やった結果は考えず、とりあえずやる。やってみて出来なかったら、その時また考えれば良い、という気持ちでやる。

 ~いさどんからのコメント~

実行して下さい。新しい自分と出会えるでしょう。

今日のミーティングでようこちゃんが変化している人としていない人の差は、「信じる」ができているかどうかの違い、ということを話してくれた。今までいさどんや他の人が何度も何度も言ってくれてきたことを、私は素直に受け入れてこなかった。相手に失礼なことをしてきた。相手が嫌なことをわざわざ私に伝えてくれているのに、全く相手の気持ちを考えていなかった。まず、相手を信じる。そうすると、自ずと素直・正直が出てくるのだと思う。「信じる」と思うと、また信じなければという自分に強制する癖が出てくるので、相手に任せる、相手に委ねるようなイメージで力を抜いてやる。

 ~いさどんからのコメント~

一番損をしているのはあなたです。本当は、相手はいらないのです。あなたの中に信ずる心を持つことです。大切なことなので、違いを考えてみましょう。

今まで色々なことを自分に制限してきた。早く寝なければならない、これを食べなければいけない、食べてはいけない、寝る前は食べてはいけない、人に合わせなければいけない。ひとつひとつは小さいけれど、沢山あったんだなあと思う。

~いさどんからのコメント~

ねばならない人生ですね。そういった人は実行しない人です。

確かに体のことを思ったら、そうした方が良いことでもある。でも、そういった制限がまた自分を苦しめていたんだと思う。そういうことは、心が健全になってからやろうと思う。

~いさどんからのコメント~

そうです。

今は食べたい時は食べる、食べたい物は食べる、寝たい時は寝る。夜ふかししても大丈夫。今は自分を解放して、自分に優しくしてあげる。

~いさどんからのコメント~

僕も日記を読んでいて楽になってきました。ありがとう。

今日、みっちーが「よこちゃん、顔が日に日に明るくなってきたね」と声を掛けてくれた。私も、もっと周りに目を向けて、気付いたことは声に出して相手に伝えていく。ここ3、4日便がよく出る。冷え性も少しだけ良くなった気がする。自分の小さな変化にも、ちゃんと気が付いて認めてあげようと思う。

~いさどんからのコメント~

そんな朗報は独り占めしないで、大人ミーティングで皆に報告して下さい。

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――

大人ミーティングで日記をシェアしたよこなおちゃんに対し、皆からは温かい拍手が湧きあがりました。恵みいただきます担当のゆみちゃんからは、「よこなおちゃんは自分の苦手なことにチャレンジするということで、2月28日に開催される恵みいただきますのホール係を立候補してくれました!」というコメントがありました。

よこなおちゃんはじめ、真学校受講生の心の変化は私たち皆の喜びです♪


第9&10日目:「価値とは?~一人ひとりの目覚めの時代~」

「1ヶ月間の真学校」の中で、カタカムナ講座が2日間にわたって行われました。2日目の講座の冒頭で、いさどんは次のように語りました。

いさどん:

私たちの住む地球には多様な生き物が存在します。さらに宇宙に目を向ければ、無限の星が存在し、その中で地球は本当に微細な存在です。先ほど皆で奏上したカタカムナの63首を聞いていたら、「価値」という言葉が浮かんできました。価値はどこにあるのでしょうか。宇宙は星と星の関係性のもとに成り立っていますが、星々は価値については何も考えず、ただ存在するだけで宇宙を形成しています。

では、地球上に無限の生命が存在する中で、その価値はどこにあるのでしょうか。例えば太陽の光は無条件に降り注いでいます。それによって風ができ、水蒸気が上がって雨が降り、大地に植物が芽生え、それが腐食して土ができるというように自然現象は成り立っています。その時に、そこに価値を認識している存在があるかというと、いないのです。動物も植物も微生物も全て、価値というものの上に存在していません。

そこで、価値はどこにあるのだろうかと考えると、人間の思考の中にあります。先日、木の花劇団がここの経済に関する劇を発表しましたが、あの中にはたくさんの価値がありました。劇の中で表現されている価値は何を表しているかというと、今の人間の有り様は変だということを伝えているのです。どうしてこのような価値に人間は縛られているのだろうか、と問いかけているのです。

価値というのは、自分と他者とを分けることから生まれます。それでは、どこから価値が生まれてくるのか、考えてみましょう。

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よしてるくん: 差。

いさどん: その差はどこにありますか?

よしてるくん: 思考かな?

いさどん: 誰の思考ですか?

よしてるくん: その価値を決める人の思考です。

いさどん: その価値を何が生み出しますか?

みどりーぬ: 比較。

いさどん: 誰と誰を比較しますか?

みどりーぬ: 人と自分。

いさどん: それは、自分という自意識の上に価値が決まってくるのです。自我を主張し合わない自然界では、価値を決めなくても、美しい生命ネットワークが形成されています。太陽の光が降り注ぎ、自然の成り立ちが流れていくと、その中で生命は全て循環して一つの輪となり、それぞれが各ポジションを担いながら相互に成り立つ仕組みになっています。それは、私たちの体の仕組みと同じです。そこでは、価値基準のいらない世界です。

そこで、さらに価値について考えると、人間の意識だけがそうした価値を持っているのです。価値を持つということは、人間の自我の表現なのです。では、私たち人間が生きていく中で、価値のある人とはどういう人なのでしょうか。

いぶちゃん: 人の役に立つ人。

みどりーぬ: 困っている人がいたら助ける人。

いさどん:「これこそ価値がある!」というような、究極に価値のある人とはどういった人でしょうか?

みどりーぬ: 闇と光の両極を知っている人。

いさどん: 難しいことを言いますね(みんな、笑)。そのような人のことを何と呼びますか?

やまちゃん: 聖人。

いさどん: そうですね。では、聖人の代表は誰ですか?

やまちゃん: お釈迦様、キリスト。

いさどん: こういった人たちは聖人として生まれてきたのでしょうが、生まれてからすぐに聖人としての生き方をしてきたわけではありません。ある時から聖人の道を歩み出したと思うのですが、それはどのような生き方だと思いますか?

やまちゃん: 真理を教えてきた生き方。

いさどん: 真理とは何ですか?

やまちゃん: 宇宙の法則に則った在り方。

いさどん:僕は宇宙の星と星の関係や地球の生命の在り方を観て、そこに価値をどのように置くかを捉えました。それに対して、人間の中にある価値とは何だろうと思った時に、価値のある人とは尊い人のことを指しています。そこで聖人というところまで皆で行き着いたのですが、聖人とはお釈迦様、キリスト、ムハンマド、孔子など、日本にもそういった人はいたと思うのです。では、そういった人はなぜ聖人なのでしょうか。

たになおちゃん: 傍(ハタ)を楽にするから。

キタジュン: 自分以外の全ての人に対して救いの手を差し伸べる。

いさどん: 簡単に言うと、世の中や人のことを考えて生きたということでしょう。そこで、さらに価値について考えた時に、自然や宇宙の成り立ちを観ると、そういったものは価値を考えることはありません。それは仕組みです。それぞれが与えられたポジションを担いながら、互いに対話して全体を成り立たせています。そこには確かに意志の存在を感じますが、それは与えられた役割を果たしているだけなのです。それは地球生態系を観ても、たとえば微生物は自らのポジションに対し、こういった価値があるから微生物をやりたいとか、次の役割はミミズにしようかと思うことはありません。

僕は、「生きているかどうか研究家」であり、「変だよ!人間」というのが持論ですが、なぜそう考えるのかというと、人間は常に損得を考えて生きているからです。そこには自我という軸があって、他者と比べて損か得かを考えて生きています。ところが、宇宙の天体や地球上の他の生命を観ても、そういった価値観を持って存在しているものは何一つありません。しかし、その中で人間は一人ひとり全て違う価値観を持っています。人間には人間という一つの価値観があればそれでいいと思うのですが、人間は一人ひとりオリジナルな価値観を持って存在しているのです。そうであるがゆえに、この世界の存在を認識するよりも先に自らの存在を認識してしまい、人間はこの世界を認識できなくなっています。自我が強くなればなるほど、認識できる世界は狭くなっていくのです。人間の意識レベルでは、自我があるのが当たり前です。それが人間らしいと勘違いしている人もいるのですが、地球上の他の生命は何一つそのような価値を持っていません。ですから、「自分が」という価値観が小さいと、この世界がより広く観えてきます。そして、「自分が」という価値観がなくなってしまうと、この世界が自分自身にもなってくるのです。

いったい、この人間とは何なのでしょうか。そういった広い世界観を通して観れば、人間として目指すべき尊い方向は、自我の価値観を捨てたところにあるのです。ところが、現代の人々は本来目指すべき方向とは逆のところに自らを置き、それを望むところとして目指しているのです。それで楽に生きているのかというと、実はその世界にいては楽ではありません。

ここにいる皆さんは、真学校で自らを1ヶ月かけてリニューアルし、新たな自分を見出していくという目標があり、1ヶ月もの時間とお金をかけて来ているのです。今の時代に1ヶ月の時間を作ることは大変なことです。それにお金を出してまでやる人は本当に限られた人たちです。今どき、心を見つめて自らをリニューアルしていくことを、1ヶ月の時間とお金をかけてやる人がいるのだろうかと思っていたら、今回14人の申し込みがありました。今後、年に2回開催していく話も出ていますが、それは需要があるからではありません。こうしたプログラムを必要とする時代が来ているからです。

皆さんは、変えることを目的にここに参加していると思いますが、では何を変えるのですか?

たになおちゃん: 自分を変える。

いさどん: 自分にどういったところがあるから、どのように変えようと思うのですか?

たになおちゃん: 自分の性格に問題があったから、自分を変えなければと思います。今まで自己中心すぎて、周りを不幸にしてきました。

いさどん: 自分のことしか考えていないということは、自分が内向きだったということです。それは先ほどの聖人と比べると反対の方向ですね。なぜ自分が内向きだったのでしょうか?自分が内向きだった時には、それが価値のあることだと思っていたから、そうしていたのではないですか?

たになおちゃん: はい、それしかないと思っていました。

いさどん: それは、価値違い(勘違い)です!(チーン♪ みんな、笑)人間の意識が低いところにあると、自らを守ってそれで自分が安定すると思っています。ところが、人間の長い歴史の中で人の営みを捉えてみると、いつの時代でも変わらず、「己を忘れて人のために生きる」ことが価値のあることになっています。しかし、多くの人間は常に自らに囚われ、意識の低いところにいて、それが自らを守ることで安心だと思っているのです。今、なおちゃんが話したように、たいていどの人も意識の低いところにいてはいけないとは思っています。そこに意識があると、行き詰まるようになっているのです。それは、この世界の奥にある見えない法則が、「ここにいてはいけないよ」とそこから抜け出すためのメッセージとして表してくれているのです。

人間社会であろうが、自然界であればなおさら、この世界では自らのことばかりで不調和に生きていたら、問題が発生するようになっています。例えば鳥が、「しばらく天候が悪くなりそうだから、食料を沢山蓄えておかないと」と考えて、田んぼのお米を沢山食べて太ってしまったら、猫が襲ってきてもとっさに飛ぶことはできません。そうしたら食べられてしまいます。そこで、「足るを知る」ことが大切なのです。適度に食べ、適度に排泄し、それが自然に還元されて、次の命につながっていくのです。そこには人間のような欲の考えはありません。「得した」「損した」「良い人生だった」と考えない世界なのです。そうした考えがなければ、生命の循環の中では皆が健康に命を紡いでいくことができます。そして、そのように価値基準を持たないのが、この世界の生命として生きるものの本来の姿です。

人間は自らを主張し、聖人という存在から遠い人間ほど、価値という基準を持っています。そして、それが自分らしいと自らを守ることであり、そこに囚われながらこの世界を創っています。それに対してこの世界の側からは、「それでは生きることが苦しくなりますよ。あなたが命だとしたら、本来の命の姿から外れていますよ」と病気などの問題事を通して教えてくれています。鳥が欲をかいて食べ過ぎていたら、危険が迫った時に逃げ遅れて食べられてしまうように、そういったものは生命として生きていく資格がないことになります。だから自然淘汰されるのです。ところが、現代では人間だけはそういった法から外れたものでありながら、淘汰されずに、人工という世界を創り、他の命に災いをもたらしながら存在しています。今、地球規模で人間は、自然災害や気候変動を通してメッセージをもらっています。しかし、国を司るリーダーたちは、相変わらず経済発展こそを豊かさとして優先しているのです。

命は循環しているのですから、他者の役に立つ働き(傍楽)をしてつないでいくと、この世界は健康になるように創られています。しかし働くのではなく、自分のことばかりを考えて物や金を溜め込もうとすると、血液が全体に行き渡らない病気の状態と同じような社会になってしまいます。今の日本経済は破綻状態にあり、それは借金ばかりが必要な人工透析状態なのです。

そうした政治を司る人々が世の中で成功した優秀な人とされていますが、それは尊い存在とは違います。ですから、今の世の中で成功した人を尊い人とは言えません。こうした社会の矛盾を目の当たりにするたびに、「人間はおかしな生き物だ」と思うのですが、人間はその価値を人間社会の中にのみ見出し、それが人間らしくていいと思い、その意識が自分たちの首を絞めていることに気付いていません。もしかしたら今、私たち人類は絶滅前夜にいるかもしれません。IPCC(国連気候変動による政府間パネル)のデータを見たら、そのようなことを続けている場合ではないのですが、それは私たち一人ひとりの目覚めに関わっていることなのです。

この1ヶ月間の真学校を通して、まずは自らの実体を知り、客観的な視点を養い、健康で楽に生きていけるように、皆さんは参加しているのです。僕は、改めて皆さんがそういったことを意識し学んでもらえるように、こういった話をしています。

あなたがた一人ひとりがこの世界を創っています。それが塵(チリ)も積もって70億人が集まり、地球にこれだけの影響を与えて今、この世界の現状があります。それは、あなたの働きがこの世界の行き詰まりを創っているということです。それは勉強してわかるようなものではなく、直観で感じて矛盾を捉える感性があったら、当たり前にわかることです。自らを観て客観的な視点が育てば、そこで自らの矛盾にも気付きます。そうすると、当たり前に生き方を切り替えることができます。今の人間は物事が良く見えているようで、知識をたくさん得ていても、そういったことが観えていないようです。

こういったことが人々に当たり前に観えるようになり、一人ひとりが世界の仕組みの中で役割をもらい、世界をつなげるためにあることに気付き、その役割を果たしたら、あなたはすでに聖人です。そして、その時に人は、自らが生きようとしなくても生かされる存在になります。命は必要な分だけ与えられていますし、寿命は決まっているのです。ですから、生きながらえようとしなくても良いのです。世界がこの仕組みである限り、自らに与えられたポジションで生きていく役割と期間は決まっているのです。

その中で人間だけは他の生命と少し違って、生きる内容が一人一人の意志に託されています。それが人間としての価値だと思うのです。私たちはどのように生きるのか。その結果、この世界に何をもたらしたのか。自らの価値をどこに置くのか。そこに気付き生きる自由が人間には与えられているのです。与えられている自由はそれだけです。価値基準もそれだけなのです。

 

政治はセイ(政・聖)と書くのですから、本来聖人が行うべきものです。それなのに、主義主張のために政治が行われているのが現状です。その自我の極めつけは、自国の利益を得るための戦争です。その自我が世の中に争いの世界を創り、様々な問題事の原因となっているのに、それが観えないのです。人間とはそのようなおかしな生き物です。

 

そういった中で、皆さん一人一人は自らを転換するために、1ヶ月の時間とお金をかけてここに来ています。世の中の人がなかなかできないことに皆さんは取り組んでいるのですから、僕は特別な人たちだと観ているのですが、自らの転換だけではなく、真の価値とは何かに気付き、この学びから自らの価値をどこに置くのかを考えてもらえたらと思っています。

 

プログラムの冒頭でそういったことを伝えると、「私は自分の学びのために来ているのに、人のための学びなんて嫌だ!」という可能性もあるのです。しかし、プログラムが進んできて、その中でカタカムナの宇宙観に触れるところまで来ると、皆さんもある程度今の社会情勢と宇宙の構造との矛盾について知ることができてきていると思います。そして、その学びでは広い世界観を持ちましょうと伝えてきました。その中で自分はどのような存在なのかを捉え、世界観が広くなれば、自我から離れることのきっかけとなります。そして皆さんはカタカムナの世界観と出会ったことによって、現象界の奥にある世界まで捉えた時に、この世界の存在する仕組みについてさらに理解を深めることができました。

 

宇宙空間に生きる私たちは、当然、宇宙人です。そして、私たちが宇宙人という意識を持つと、そこまでの広く高い認識を持つことができます。地球上で私たちは無数の生命ネットワークの中で存在していますが、宇宙の仕組みを認識できるのは、その中でもたった一種類、私たち人間だけです。

 

昨日のカタカムナ勉強会で「アマハヤミ」の話がありましたが、アマハヤミとは思念の速度であり、光の速度の10の64乗倍と言われています。アマハヤミはこの現象界の光と比べる対象の存在でもあり、量子力学の世界でいう究極の相対性理論のようなものです。宇宙は広大な世界ですが、アマハヤミの思念では人間が頭の中で「宇宙」を思い浮かべるだけで、瞬時にして宇宙全体が観えてくるのです。それだけの能力を人間は潜在的に持っています。カタカムナと出会うまでは、この世界の基軸は光という認識だったので、そういった概念はありませんでした。ですから、宇宙を知るためにこれまで物理学者や科学者たちは、莫大な労力をかけて宇宙を探査してきたのですが、光の速度の乗り物を作れないのに、130億光年もの宇宙の世界を観て帰って来ることは不可能なのです。そういった思考を超えて、宇宙に探査の思念を送ると、意識があるレベルに到達していれば、宇宙の全体像が瞬時に観えてきます。そして、人間の存在とは何なのかを思念として想えば、その存在価値が観えてくるのです。

 

そうしたら、客観的に自らを観て、自分が低い意識レベルにいると気付いたら、こう自らに伝えてあげればいいのです。「あなたは何のためにそのような無駄なエネルギーを使っているのですか。その上、さらに辛い思いまでして、涙を流しています。そんなエネルギーはもったいない。バカバカしいからそんなことはやめましょう。」そういった意識を皆さんに持ってもらえたら、世の中は良くなっていくと思います。

 

皆さんの日記を読んでいると、真学校の学びとはこういうものだと皆さんは少しずつ理解してきているようですが、実はあるところでこれを切って、「今の延長にこれからの学びを提供していくわけではありません。それでは、学びが皆さんの我の延長の学びになってしまいます」と伝えようと目論んでいます(笑)。そして、本来人間とは何なのかという本質を、自らを一気に超えたところで理解してもらえたらと思っています。今、種明かしをしてしまいましたが(笑)。

 

昨日のカタカムナ講座の中では、今まで聞いたこともなかったよくわからない話を聞いたと思いますが、そのわからないことを大事だと思って、それに付き合っていくと、ある時あなたに自我が切り離される時が来るのです。その時に、今まで自我に囚われていたことに気付き、今までのあなたの疑問がわかるようになるのです。

 

そのような自我を超え物事の本質に目覚めるためのプログラムを、私たちはこれからも提供し続けていきます。時代が切り替わる時を迎えているのですから、皆さんにもこの輪を広げていってもらいたいと思います。「自分のために」というところから、本当に世の中を変えていくための役割に目覚めてもらいたいと思っています。
そのために、古代人の叡智であるカタカムナの宇宙物理学は大切なものです。しかし、気を付けなければいけないことは、そこでカタカムナ教になってはいけないと思うのです。癌を治してもらおうなどと、カタカムナの奏上をお願いすると、それはご利益宗教のようになってしまいます。それではいけません。自分自身がそういった意識レベルの人になることが大切です。そして、自らの存在を持って世の中に大事を示していける人になることが大切なのです。誰もがそのような尊い人になれば、次の時代の扉は開かれます。それは一人ひとりの目覚めの時代なのです。それが、これからの人々の目指すべき価値なのです。

 

「尊きものを見つけ、そこに行き、救われることよりも、自らが尊きものとなって、他を救えるようなものになれ。これからは、一人びとりがイエスやブッダであるぞ。」


第9日目:TV番組鑑賞、座談会、カタカムナ勉強会

今日は、フリープログラムの日。

午前中、用意されている3時間のフリーな時間のうち、最初の1時間ほどを真学校に用意されたお薦めTV番組録画リストから選ばれた「NHKスペシャル 人体 ミクロの大冒険2 あなたを変身させる細胞が出す魔法の薬」を見ました。

観た後に、みんなで感想を述べ合いました。

みんなでざっくばらんに感想を言い合ってます
みんなでざっくばらんに感想を言い合ってます

他者に対する思いやりや愛情を育む時に出る、オキシトシンを出すには、ハグが効果的なのではないかということで、みんなでハグ大会になりました。ハグが苦手というやまちゃんも、その奥底の心を見つめていくといいねという話になりました。

ハグの後、いい顔になったやまちゃん
ハグの後、いい顔になったやまちゃん

その後、「互いを知る」のプログラムのときに、きたじゅんからみんなで日記をシェアしてはどうかという提案があり、みんなもその意見に賛成。

まずはきたじゅんの日記のシェアから始まり、同じ部屋で日記のチェックをしていたいさどんからも解説があり、また自分を見つめていく材料が一つできたかな?

今度のフリータイムでは、みんなの日記のシェアをしていこうという話になりました。

 

午後:カタカムナ勉強会 1日目     (レポート:ひとみ)

授業の始まる前は63首奏上。その後、真学校校長のいさどんからの
挨拶の予定でしたが、さっそく、その63首についての質問が続出。
真学校のプレゼンなどでカタカムナの世界観に触れてきただけあっ
受講生のカタカムナの関心度の高さと感じさせるスタートでした。
いさどんからは、学ぶことの姿勢の在り方についてお話がありました。
学ぶという事はひとりひとりの旅。
意識は上がって行けば上がって行くほど見えてくるのもだけど、
解らないものに出会った時に解らないと言って切り捨てるのではな
その難解なことは自分が求める道の先にあることなのかどうか直感で感じることが大切。
その解らない事は大事なのか、大事ではないのか。
その直感にしたがって生きていればいずれその大事なところに到達するし、人はどんどん成長して行く。
それからいよいよ授業が始まりますが、冒頭の質問の意欲はどこへやら
始まったとたんに殆どの受講生が潜象界(夢の中)へ・・・。
潜象界で学ぶ受講生たち
潜象界で学ぶ受講生たち
ふつうの授業だと寝ることは、ご法度ですが講師のはがにぃは潜在意識に入れることが
大事なのだからどんどん、寝たらいいといいます。
「ノートをとって脳みそで覚えよう、記憶することは学ぶということではない。
記憶するということは忘れること。考えることはいらない。自分の身の中に起きることだけを自分の身の中(細胞の中)に入れてしまうこと。反復し、感じとることだけを続けていくと条件が整うとそれがバッーと開く」とはがにぃは言います。
新潟弁で熱くカタカムナを語るはがにぃ
新潟弁で熱くカタカムナを語るはがにぃ
「胃や肺や心臓などの人間の生命にとって大事な臓器は胸に集中しています。
胸は身体の中で、一番大事な部分が集まっている場所だから、何かあると胸はきゅん!とする。」とはがにぃが、可愛らしいしぐさで説明してくれます。
愛でも慈悲でも胸の部分で心というものが感じられるのはその為なのです。
直感を磨くためには心をきれいにすることです。
人はどんな人でも心をきれいにし、直感に委ねることで、素に立ち返ることができます。
それが人としての役割なのです。
心の話になると、さすが真学校受講生!
寝ていた受講生もいつの間にか新潟弁まじりのはがにい節で、笑いの渦に包まれていました。

第8日目:人格を学ぶ講座-2

全日:人格を学ぶ講座

午前中の講座は、これまで学んだ陰陽の仕組みから、まず自分の性格とその活かし方についての話をし、その後、いろいろな人たちの相性を見ていく実習をしていきました。

講座に聞き入る受講生
講座に聞き入る受講生

受講生のやまちゃんからの質問:

「自分は読みにくい名前で中性に近い二文字陽性(6/7 の+1)ですが、性格はネガティブなところがある。それを活かすというのはどういうことでしょうか?」

それに対して、いさどんからは、
「読みにくい名前の人は、他の人に無い発想をする。変わり者であるというのは孤独でもあるが、独創的な道を歩むということでもある。6/7なので、独りよがりで勝手に行く部分もあるが、ぶれないで進めることができる。悪いところを考えるときに、その反対を見ていくとどんな風に見えるか、良いところを考えていくんだよ」と説明がありました。

その後、受講生とサポーターの相性を見ていきました。自分のパートナーや身近な人たちとの相性を計算している人もいました。いさどんからそれに対する解説があり、みんな興味深々。やまちゃんは、パートナーとの相性はバッチリ!関係の改善点までアドバイスがありました。

但し、相性が良いからといって、それが必ずしも良いとは言えません。むしろ相性が悪い人たち同士が実際には結婚していたりすることが多いのです。それは、縁が深いということ。こうした縁による出会いは、そこから学びを得ていくための因縁です。

カルマ読み、己読みが活かされやすい人の特徴
カルマ読み、己読みが活かされやすい人の特徴

 

後半はいよいよ地球暦について。

地球暦の開発者、杉山開知くんとの出会いは3.11の直後。開知くんとの勉強会を経て、地球暦を毎日使っていく中で、木の花独自の読み方が編み出されました。そして、これが個人の天命を知り、それをよく理解して生きることに活かされるためのツールになったのです。

 

名前や惑星に現れる特徴は、今生のテーマで、生まれたときのスタートの状態が表されています。これは生きている間に、自分に足らないものを埋めていきながら変えていくものなのです。占いで運命を見るようなものではないのです。

問題ごとがあるということは、自分のどこをどう改善してよいかがわかると言うこと。

心を磨き、カルマを越え、天命を生きること。それは自然な流れ。宇宙の流れに沿った生き方、自らにも地球にも優しいこれからの生き方です。

その後、冥王星による世代の特徴を見ていきました。今回の受講生の9割は、天秤世代。ニートや引きこもりが多い世代ですが、それも時代の要請に応じて起こっていることなので、悩む必要はないという話になりました。

二度と来ない時空を旅するわたしたち。それぞれが、この宇宙の中で然るべき役割をすべく、この世界に生まれ、そして死んでいきます。この世に生存している期間に、自分の天命に気づかずに死んでいく人も多くいます。

名前講座や地球暦、カタカムナを学ぶことで、自分の心の癖を知り、それを改善し、天命に沿った生き方をすることで、自分もこの世界も調和したものになっていくのです。

いさどんの地球暦
いさどんの地球暦

第7日目:人格を学ぶ講座(相性&地球暦)

全日:人格を学ぶ講座

午前中の講座は、これまで学んだ陰陽の仕組みから、まず自分の性格とその活かし方についての話をし、その後、いろいろな人たちの相性を見ていく実習をしていきました。

受講生のやまちゃんからの質問:

自分は読みにくい名前で中性に近い二文字陽性(6/7 の+1)ですが、性格はネガティブなところがある。それを活かすというのはどういうことでしょうか?

それに対して、いさどんからは、「読みにくい名前の人は、他の人に無い発想をする。変わり者であるというのは孤独でもあるが、独創的な道を歩むということ。6/7なので、独りよがりで勝手に行く部分もあるが、ぶれないで進めることができる。悪いところを考えるときに、その反対を見ていくとどんな風に見えるか、良いところを考えていくんだよ」と応えます。

それから、受講生とサポーターの相性を見ていきました。その後に、具体的に受講生と彼女との相性や両親の相性を計算し、いさどんからそれに対する解説がありました。実際、自分の関わっている人たちとの相性だから、みんな興味深々。

但し、相性が良いからといって、それが必ずしも良いとは言えない。むしろ相性が悪い人たち同士が実際には結婚していたりすることが多い。それは、縁が深いということ。こうした縁による出会いは、そこから学びを得ていくための因縁です。

午前の後半はいよいよ地球暦について。

地球暦の開発者、杉山開知くんとの出会いは3.11の直後。開知くんとの勉強会を経て、地球暦のを毎日使っていく中で、木の花独自の読み方が編み出されました。そして、これが個人の天命を知るためのツールになったのです。

 

 

 


第6日目: 菩薩の里の経済、リーダーシップ講座、保存食づくり

午前:菩薩の里の経済

今朝の講義は、木の花の金庫番のなかのんの経済に関する講義でした。
最初に、なかのんの書いたブログがシェアされました。

お金とは何か?~「自分のお金」と「みんなのお金」
http://konohanafamilyeconomy.blogspot.jp/2014/10/blog-post_13.html

講義では、現在の世界の経済システムについての話や、
環境とのバランスのお話がありました。
実際のもののやり取りの25倍のお金が数字だけで動いていて、
実体のないお金が96%以上を占めているとのこと。

この講座でみんなの注目を浴びたのは、木の花の経済の仕組み。

農事組合法人と組合員の間では、給与規定も雇用契約もないので、労働基準法を適用しなくても、とても豊かに暮らすことができています。木の花ファミリーの経済は赤字になりません。その年の収入に応じて、その収入を平等に分配しています。個人として農事組合法人に集っているので、それぞれが個人経営者です。

農事組合法人で多くのメンバーが働き、そこで得た収入から一人当たり年間24万円、生活費として支出しています。

生活費は年間2千万円ほどで、生活用品、教育費、年金、健康保険、医療費など生活に必要なものをここから拠出します。

ヤマギシで育ったNちゃんから、「木の花とヤマギシとの違いは、木の花はみんなの信頼の上に成り立っていて、そもそもの心の部分が違うのですね」とコメントがありました。

経済

お金の流れはあるのに、一人一人がお金に対する所有意識が無いというのが一般とは異なるところ。外勤で得たお給料も、全体で得た収入も、全て経理のなかのんのところに行く。一個人と言う意識ではないので、どこにあるお金もみんなのお金という意識。

企業体がゆりかごから墓場までをすべて賄っている。共産主義でもここまで行かないですね。

みんなの意識はこういう形。
みんなの意識はこういう形。

受講生のみどりーぬは、

「生きること=お金 になっている。それが恐怖を生むしね。」

生きることは、働く(傍ハタを楽にする)こと。
そうすることで、互いに支えあう豊かな暮らしが実現するのです。
調和な心があってこその、この分かち合いの木の花の経済。

これからの時代の社会モデルとなるでしょう。


午後 前半: リーダーシップ講座 @ 宮ノ下広場

今週はず~っと教室に座りっぱなしだったので、今日は青空の下、木の花の聖地である宮ノ下広場に行きました。今日のリーダーシップ講座は野外授業です。

最初にみんながイメージする「リーダーシップ像」について、イメージを出し合いました。
そしてこれからのリーダーシップである「エマージェント・リーダーシップ(立ち現れるリーダーシップ)」とは、どのようなものかを少し話をしました。

そして、それを体感するためのゲームを2つしました。
最初は、渡り鳥のワークショップ
5人一組になり、一人が先頭のリーダーの渡り鳥の役をします。
残りの人は後を飛ぶ鳥の役割です。
リーダーとして飛ぶ人、後をついていく人、それぞれの感想を出し合って行く中で、リーダーシップをキーワードに個々の心の癖が浮き彫りになります。
それは、今後、リーダーシップをとる際に、意識するポイントになります。

そして2つ目のワークショップは、ビーチボール大会。
チームの全員が必ず一人2回ボールを触るというもの。
途中落としたらやり直し、そしてボールを止めて持ってはいけないいうのがルール。。

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ゴールを達成するためには、誰かしらがリーダーを務めていく必要がある。
その過程の中で、リーダー的な役割をする人が変わったり、それをサポートする人が出てきたりする。日本ではあまりないことだが、海外でこのゲームをやると、感情的になって怒り出したりする人もいて、そういう人がグループで出て来ることも含めて学びとなる。

みんなで色々と試した後、台湾から来たぶんちゃんが良い提案をしてくれて、これまでになく早いタイミングで、ゴールを達成!そこで、遅れて講座に参加したなおちゃんが登場!
再度ゴールに向けてチャレンジし、難なくゴールを達成しました。

やってみての感想をみんなでシェアしました。

上手くいった点は、

  • 一体感があった。
  • 意思疎通ができていた。自分のことしか考えていない場合はダメ。
  •  みんなが全体を気にしていた。
  • 最初からできると思っていた。
  • 全体で方向性を決める必要があった。
  • ぶんちゃんが伝えるのが上手だった。
  • 一人だとあの方法は思い浮かばない。みんなでアイディアを出し合ったのが良かった。
  • みんなのまとまりが早かったし、皆素直だった。
  • 声掛け合って息が合っていた。
  • ボールを落としても誰もその人を責めず、前向きだった。

ここで出てきたポイントが一つずつ解説されていきました。
これをビーチボールのゲームの感想と受け取るのではなく、日常に活かしていくと、
物事はうまくいきますね。


午後 後半保存食作り

昼食後に、リーダーシップ講座で体を動かした後は、保存食づくりです。

今回の保存食づくりは、微生物の力を活かした、納豆と甘酒、糀納豆がメニューです。

納豆は下痢にも便秘にも良いそうです。
納豆は下痢にも便秘にも良いそうです。

黒豆納豆を仕込んだ後、みんなでよしてるくんの口癖の「ドゥーワッチュ」でエネルギーを注入しました(笑)

みんなでドゥワッチュをしてエネルギーを注入!さぁ、どんな風に出来上がるかな?

みんなでドゥワッチュをしてエネルギーを注入!さぁ、どんな風に出来上がるかな?

<やってみての感想>

  • 納豆菌のように強くたくましく生きていきたい。
  • あんなにちょっとで納豆になると思わなかった。
  • 食べるときの気持ちも、その強さをいただいているんだなという風に変わって来る。
  • 納豆になる豆が畑から育てられている段階から考えると、本当に愛情をかけて作られている。台所から出る生ごみを、一昨日の講座で生ごみたい肥を循環させたことも考えると、本当にここの生活は自然界と同じように、終わりのない循環がされていて無駄がない。そう考えるとすごい。納豆づくりだけを断片的に観るとそれだけだけど、すべてのプロセスを通して考えるとその物語がすごいと思う。

そして、今日はキッチンで漬物をつけているえいこばぁちゃん(以下EB)と、納豆を作っているはるちゃんが参加して、みんなで座談会をしました。

はる:昨日、「恵みいただきます(月に一度の菜食レストランのイベント)の試食会をしたが、とてもいい感じだった。これまでとの違いは心の問題。今まではばらばらしていたのが、一つになった感じがある。物理的なことに凝っていたことで、みんなが疲れていた。でも心が一つになることで、「今までで一番おいしい」という人もいて、しかも楽にできた。

振り返ってみると、今回は心が入っていて、みんなの心が一致した時にまとまったのだと思う。これからもそこを探りながらやって行きたい。今までは、一人一人が抱え込んでいて、空気が重くなって行くのを周りも遠目に見ていたが、

周りがくれるアドバイスの際に、心を伝えらえていたのが物理的なことばかりに気持ちが行っていた。自分たちの心が定まると、これでいけるなというのがわかって来る。

あわ:なぜそんなに変わったのでしょうか?

はる:みんなの波動で(笑)
真学校が始まって、昨年のEDEとは違って、みんなが心から学んでいることで、自分もそうだなと、この20年何していたのかなと思うようなことがある。

たか:僕も、真学校が始まる前と後で、楽しみとかリラックスのエネルギーが変わったのを感じる。

EB: 今までは、報告してバラバラと帰っていくけど、今は一人が話すと全体的にまとまっていく。昨日それを感じた。

みど:納豆菌みたい。

きょうこ:それぞれ素材があるけど、糀菌が介在することで100種類以上の酵素が出るそう。違う人たちの個性が発酵すると、人と人との世界もみんなが醸し出すと、すごい成分が生まれるな、個性以上のものがあるなと思う。共通している部分があるなと思う。

みど:講座が終わって帰ってくると、みんなが「今日はどうだった?」と聞いてくれる。それがとても温かい感じで嬉しい。

はる:今までよりもずっとみんなが何をやっているのかが気になる。

きょうこ:みんなの学びはわたしたちの学びだと思う。

みど:程よく距離を保ってもらいながら、ちゃんと見てもらっているのを感じる。そしてほんと~に、ご飯がおいしい。毎日違うメニューを出してくださるというのも嬉しい。

EB: 昨日も、メニューを決めるのに、素材としては芋ばかり。その中でいかに違うメニューにするか。

みど:アイフォンで撮った写真を見せてもらった。冷蔵庫に献立が貼ってあって、作ったものがチェックしてある。まだこんなにメニューがあるんだと思うと、その愛情を感じる。

ゆみ:作っている方も楽しい。

はる:納豆づくりも神事。開けるときにドキドキする。

EB:酵素玄米ものんちゃんが歌を歌いながら混ぜている

きょうこ:技術ではなく、想いを入れていく。はるちゃんが納豆を作るようになってから、すごくおいしいと思うようになった。何かあるんだろうなと思う。今日も二人に来てもらったのは、方法でないところで、何かみんなに感じてもらえればいいなと思った。

あわ:作るときにどういう意識で作るの?

はる:みんながおいしく食べれるように。ちょっと緊張しながら。

EB:ここが始まった時は、鶏を飼うことで、生き物を知るということをした。
鶏が死ぬことで学べば、死んだ鶏も活かされる。
鶏が死んでいると泣けて仕方なかった。そういう風にして心の修行をしてきた。

きょうこ:なおちゃんが泣いているのが気になる。何か思いはある?

なお:どうしても自分は一人という想いが抜けない。こうして納豆を作らせてもらって、みんなに支えられているんだな、自分はそうやって行かされているんだなと思って。本当に人ためにやって行かないと、と思うと涙が出てきた。それだけです。

ゆみ:見えない微生物たちのように、本当に色々なものに支えらえて生きている。

EB:一人では生きていけない。みんなのお世話にどれだけなっているか。

よし:枠はなく、みんなつながっているんだなと思う。

みど:見ないようにしている。魂のレベルではわかっているはずだけど、人間だから複雑に考えて見ないように、感じないようにしてわざと感度を下げて、勝手に苦しんでいる感じがする。

キッチンスタッフとの座談会
キッチンスタッフとの座談会

たか:食事にしても畑にしても命に携わることで、支えられて生きていることが体感できた。

やま:この経験は大きい。

みど:どれだけの生命体が入っているかを感じる。

きょうこ:今日、1キロの塩の袋を持ってきたけど、これと同じだけの腸内細菌が私たちの体に入っている。これだけの微生物ちゃんたちにも支えられている。一度、腸内細菌の映像を観たのだけど、宇宙空間に銀河があるようだった。このお腹にも宇宙があるんだなと思った。

EB:心が病んでいるとこの微生物は死んでしまう。心が元気だと、微生物も活かされて心が豊かになる。

きょうこ:いくら良い納豆を食べても、イライラしていてはね。

いぶ:心の状態に責任があるんですね。


今日もとても充実した1日でした。

 


第5日目:天然循環法-農 

午前: 天然循環法 概論

講師は、畑隊のこうちゃん。

2013年11月にカタカムナと出会ってから木の花ファミリーでは農に対する捉え方も変化してきました。有機農法から自然農法へ、そして天然循環法へと変わってきたのです。

以下、こうちゃんの今日の講義を少し覗いてみましょう!

畑のことを活き活きと語る講師のこうちゃん
畑のことを活き活きと語る講師のこうちゃん

 この世界は、炭素など色々なものが上手に巡って(循環して)いるものを上手に利用しています。

わたしたちは、循環の中にいる。
光、空、大地、水、風
どこに暮らしていても、その循環は同じ。
僕らは一つ。
生まれたら必ず死ぬ。

死んで放っておくと腐る。
腐るという文字には肉という文字が含まれている。

生命が終わっていくときに、腐敗する。
肉を食べるということは、生命を終わらせるエネルギーが体の中に廻っていく。
腸の中に腐敗をもたらし、それが病となる。
かたや発酵するということは、命を活かすこと。

怒ったり、悲しんでいると全身の細胞にその影響がもたらされる。

一番大事なのは、みんなの心の在り方。

僕たちは食べたものになる。

みんなが活き活きすること。調和とは平和。
平和な環境から生まれてきたものを食べることで
平和(=調和=バランスが良い)になる。

一方、戦いの中で生まれてきた作物を食べると、体内に戦争のエネルギーをもたらす。

食べたいという想いで食べるのではなく、体とコミュニケーションしながら食べる。お腹が空いたというのは、体が必要なものを吸収する準備ができたということ。

これは、作物にも同様にいえる。

人間の心がとってやろうと思うと、肥料をたくさん入れる。それがバランスの悪い状態を生む。人間も同じ。これが良いから、あれが良いからと言ってたくさん与えられることで、最近では子どもたちが成人病になっている。

僕らは作物を作っているというよりも、そこをイヤシロチ化していくということ。潜象界から現象界にこの世界を創る最小微粒子の「カ」が満ちてくるところ。そういうところだと当たり前に作物ができる。手法としては、微生物をたくさん入れる。潜象界のカム(神)がミコト(命)となる。 

こうしたことを学ばせてもらう現場が田畑。そのようにかかわった場所を生命豊かにしていくのが、天然循環法。そうすると命が満ちていく。

こうしたことは、自分が宇宙の法則に沿ったものでないと、理解できない。
だからこそ自分の心を磨く。
そうすると田畑でなくても、どこにいても活力が溢れる場所ができるんだよ。


午後: 天然循環法 実践

今日の午後の講座は野外実習としてボカシづくり、土ボカシ、生ごみボカシ作り
そして室内で活性液と米ぬか活性液作りを行いました。

午後の講師はきょうこちゃん+畑隊のひろみちゃん、カトケン、こうちゃん。

木の花の米ぬか、水、木の花菌を入れて、手を使ってみんなで混ぜていきます。
ギュっと握って、つつくとホロッと崩れるくらいの水分量が出来上がり。

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「いい匂い~!」「おいしそう~!」という声。

きょうこちゃんが、「食べることもできるのよ。」というと、食べ始める受講生も。

このボカシはそのままだと腐ってしまうけど、土に混ぜると長期間保存が可能です。
すぐに使わない時は、土と混ぜるといいですね。これが土ボカシ。

それから生ごみの処理にもこのボカシを混ぜると悪臭もしません。
1週間くらい経ったら、土に混ぜると、その1週間後には跡形もなくなっているといいます。恐るべし発酵の力!こうして生ごみも潜象界へ戻っていくのですね。

その後、室内に入り、活性液作りをしました。
この活性液は、野菜を育てたり、お掃除をしたり、お風呂に入れたりと色々なことに使えます。

きょうこちゃんの説明を受けて活性液づくり
きょうこちゃんの説明を受けて活性液づくり

糖蜜、ぬるま湯、木の花菌を混ぜて作っていきます。
また米ぬか活性液は、家庭からの生活排水を汚染する米のとぎ汁を活性液で無害化し、有益なものにしていきます。

二人一組で活性液作り。この後、毎日、お風呂に入れて発酵させます。
二人一組で活性液作り。この後、毎日、お風呂に入れて発酵させます。

最後にみんなで感想と質問タイムを持ちました。

実習後の質問&感想タイム
実習後の質問&感想タイム

畑隊のカトケンからは、普段見ているものに対してのみんなの「すご~い!」という反応が新鮮で楽しかった。最初にどちらの菌を付けるかで、その後が決まる。心磨きも同じ。ネガティブな思考を持つと、その思いで行ってしまう。

受講生の元エリートサラリーマンのあわちゃんからは、
「こうちゃんがいつも楽しそうに畑をやっている意味がわかった」
いぶちゃんからは
「みんなで笑いながらできたから(活性液に)良い波動が入ったと思う」
みへちゃん
「微生物は目に見えないけれど、いっぱいいると思うと可愛く感じる。
微生物を観る目が変わった」

そして音叉セラピストのみどりーぬちゃんからは
「命が命をつないでいる。いさどんのしている話をシンクロしている」

それに対し、こうちゃんは
「僕は僕の感じた世界を発している。いさどんはいさどんの言葉で伝えている。
みんな宇宙の大元の心が入っている。だから語り合うんだよ。」

それを聞いてみどりーぬは、
「真実がわかった感じ。受け売りの話と実際に現場でやっている人の違いがわかる。頭ではない。体感するものと思った」

木の花ファミリーでは知意行一体を実践すべく生活しています。
これまでの知識編重のプログラムとは違う、感じて学ぶプログラムになりました。


 

プログラムの最後に受講生から質問がありました。

Q: どんな時にこれを捲くのですか?

A: 苗の時は1000倍、作物に元気のない時は2000倍、病気が発生し、広がるのを防ぐときは原液を捲きます。あとは、直観ですね。

どれだけ良い菌を補給しても、それを定着させる環境を作ってやらないと機能しません。


 

活性液と一緒に
活性液と一緒に

この世界は響きで成り立っています。みんなも響きを発しているよね。それは何を想って毎日を生きているかが響きによって表れている。自分が霊的に成長したり、高まったりすることで、この世に何をもたらすでしょうか?

 

 


第4日目:互いを知る&人格を学ぶ講座-2

8時半~10時:「互いを知る」

受講生同士が早いタイミングで打ち解けて、互いを知り合うことができる機会を作るための講座でした。

受講生は5分間で、A4の用紙の真ん中に名前を書き、その周りに以下のことについてキーワードをテンポよく書き入れていきました。

  • 関心のあること
  • 好きなもの
  • 好きな映画
  • 得意なこと
  • 良くいく場所 など

その後、小グループに分かれて、そのキーワードに対して、10分間質問をしながら雑談していきました。3回ほどこれを繰り返した後は、他己紹介です。

全員で1つの輪になって、一人一人について他者が紹介をしていきました。

その後、各メンバーをどのように活かしあっていくか、どんな風に活かせるかを出していきました。

最後に山ちゃんが、午前中のその場の空気を感じながら、魂の音を発してくれたのですが、それがなんとも心地良く、ほんわか暖かい空気になり、午前中の前半のプログラム終了!


休憩を挟んだ後は、昨日の午後の「人格を学ぶ講座 序章」の続きです。

以下、講座のプレゼンをいさどんと共に作っているみかちゃんのレポートです。

人格を学ぶ講座 1 基礎編「陰と陽」 

今日は天の気によって、突如午前中に人生講座に。10時頃湧泉閣に着いてホールに入ると、受講生達がみんな丸座になっていて、会場には和気相合とした雰囲気が流れていた。前の授業は道代ちゃんによる「互いを知る」という講座だった。良い感じで過ぎたことが伺われる。

話に聞き入る受講生
話に聞き入る受講生

その和んだ空気の中、本当の自分自身を知って深めていく「人格講座」の本題に入る。みんな、自分自身を知らずに生きている。自分を知らないのだから、自分以外の人のことももちろんよく分からずに生きて、人間模様が展開されていくのだ。この講座は、今まで長年つきあっているのに知らない自分自身を知るだけではなく、他者を知り理解していく講座なのだ。人間にとって最も大切で、優しい講座なのです。

「あの人なんでこうなんだろう。私ならこうするのに。」という台詞良く聞きますね。違うんです。あの人だからそう考えるのです。自分が思うようには人は考えないのです。心、魂という未知の領域に入っていく準備は出来ていますか?

よく、この講座を始めると「いや私は違います」という人が出てきます。「自分が感じる自分とは違う!」という主張なのですが、まさにそれを言う人の人格も名前に出ているのです。怖いですね~。

まずは、名前に「陰陽」が現されているということを学びました。

陰陽

午後からは、魂の陰陽を自分自身に当てはめていきました。陽性のみどりーぬは「太陽の陽がはいっているから、うれしい」とか、三文字陽性「おやじ」の由佳理ちゃんは「納得」でした、陰性の慶晃(よしてる)くんは「そうだなと思う。パートナーがいたら、相手に働きに出てもらって、自分が家事をしていたい。」など、それぞれに、いろんな感想を述べていました。

そして、いよいよ基礎編②「文字と発音の傾向と意味」で、名前の詳細な分類とそれぞれの傾向を学びます。木の花のメンバーや参加者を事例にしながら、笑いあり、うっとする場面ありで進んでいきます。

【一文字陰性】

一文字陰性の事例で渉くん登場。一点集中型の一文字さんは与えられた環境の中で一生懸命やります。常に自分を満たしてくれるものを求めています。環境に左右されやすいので、巻き込まれてしまいます。

渉くんのお母さんは三文字陽性、「こうあるべき」という自分の考えが強く、それを子供に押しつけてしまいます。その違和感が、渉くんの中に後で出てきます。渉くんは、お母さんとは縁を切って生きて行きたいというのですが、実はそんなお母さんも問題ある自分自身を学ぶ為に、出張木の花塾に出席してくれています。

【二文字陰性】

物事を二元的(損得、善悪)に捉えます。他者への貢献よりも、自分を優先するために自らを守る傾向が出てきます。守りから攻撃に転ずることもあります。また、理屈っぽく行動が伴わない。というところで、

よしてるくん、たかくんらが、苦笑いしつつも「納得です」。

でも、よく考えるのだから、そこに行動力が伴えばよいのです。

二面性があり、虚栄を張ると実際の自分とのギャップにストレスを感じて、躁になり身内に対してわがままな傾向が出てくる。ここで、いさどん「あ~面倒くさい。よしてるくん、たかくんは、本当に面倒くさかった。(笑い)」

【二文字陰性(中性に近い)】 極めて面倒くさい人。メンバーの事例では、裕美ちゃん、まっちゃん。

「あの人やだなあ」という感じの、ネガティブな直感が働く。

表面は穏やかに見える。こういう人はうつになりやすい。先天性鬱。ところが鬱的状態を外に見せないようにするために妙に明るく見せる傾向にある。特定の事に集中すると能力を生かせる。

ここでまっちゃんの、書道の話しが出た。そうすると必ずいさどんがこう言うのです。「全く字のうまさと人格は関係ないよなあ」

【二文字陽性】

他者の話を受けるよりも、自己主張をしたがる傾向が強い。物事を自らにとって、都合良く解釈し行動する。判断の精度が悪い、天然ぼけタイプ。先天性躁状態。

精度が悪いので、失敗をくり返し、自信喪失になる。これを陽性鬱という。

空気が読めずに他者に必要以上に接する傾向がある。積極的に行動し、的を射ると現実化する能力が高い。

「使い方を間違えるなということ。」と言ってあわちゃんを指さすいさどん。使い方を間違えるとエリートがニートに。(笑い)

【二文字陽性で中性に近いタイプ】

山ちゃんがここに当たります。直感力があり自己が確立されている。比較的、的確な行動を取るが、他者からの助言に耳を傾けない。頑固。好きなようにやる。このタイプが鬱になることはまずない。

まれに環境的要因によって、自分のペースが乱されるとストレスがかかって悩み、壊れることがある。

事例として、メンバーのハルちゃんが、昔姑さんと一緒に暮らしていた頃の話し。姑さんとのやり取りの、問答集を作りたいと、ノートを持ってきたことがあったという。「そんなものは作れないよ。一緒に暮らさなきゃいけないじゃない。それよりも、柔軟な人になること」というアドバイスをしたという。

又、ちなっぴーの事例では、木の花創立当初務めていた「まかいの牧場」のひどい現状にストレスがたまり、口の中に口内炎がたくさん出たという。

【二文字陽性で偏った人 】 事例、政治家の一郎、野球の一郎

男性はのびのび育つが、女性は男性優位の社会の中で抑圧された感を受けることがある。

直感力に乏しく、判断の精度が悪いので、ものを見る力が乏しく、自信を持ってやったことが外れることが多い。

故に、陽性鬱になりやすい。お人好し。お金の計算は向かない。

一芸に秀でるが、判断が雑で外れるといき詰まる。

イチローの事例で見ると、もう引き際なのに判断を誤っているので、まだ選手活動をしている。もう花が過ぎているのだが、次の人生が見つけられないでいる。これからどこへ向かうのか見物。

【三文字陰性の傾向 三文字陽性の傾向】

物事を三元的に捉え、駆け引きで表現する傾向にある。複雑な思考をするので、色々あるのですが、この辺になると二文字一文字の人には理解しがたい世界が展開される。複雑なんだなあと思うだけでもいいと思います。

受講者で言えば、由佳理ちゃんは三文字陽性のおやじなのです。そして、私美雅子も代表的三文字陽性の「おやじ」。いさどんに出会って、その事を知らされて、楽になりました。

「おやじ」は「おやじ」をカモフラージュするために、可愛いピンクの服を着たりするので要注意。

こんな感じで、さらに濁点や小文字の傾向、外国人の場合など事例を出しながら楽しく見ていきました。

次回は、実際のメンバーの組み合わせ事例、参加者の家族や人間関係の事例を見ていきます。

 

 

 


第3日目:圃場見学&ファシリテーション講座&人格を学ぶ講座

セッション1:圃場見学

今朝は小雨が降る中、木の花ファミリーがどのように天然循環法を日常の暮らしに活かしているのかを感じるための見学がありました。

ガイドは畑隊のこうちゃん。

畑や田んぼ、鶏舎、配送センター、育苗センター、蜂小屋、しょうゆ醸造場などを見学。
木の花の田んぼと、すぐ隣にあるよその家の田んぼの土を、実際に触って違いを感じるということをしました。

白菜の畑でこうちゃんの説明を聞く受講生のみんな
白菜の畑でこうちゃんの説明を聞く受講生のみんな

農薬を使っているよその家の田んぼの土は、固くて、崩すとさらさらするのに対し、木の花の土は植物の根が絡みついており、ふわふわの土で、色も濃く、農に関わったことのない受講生も、明らかにその違いを感じることができたと、感動していました。


 

セッション2:ファシリテーション講座

午前2つ目のプログラムは、天然循環法・ファシリテーションの講座でした。

今年から、ファシリテーション講座も、天然循環ファシリテーションに変わりました。

基本的な論理と手法の話の後に、それに捉われない、直観に基づいたファシリテーションについての話になりました。

ここで、天然循環ファシリテーションについての解説スライドをシェアしますね。

天然循環法ファシリ

受講生は明後日から、木の花のファシリチームメンバーのサポートの元に、実際に木の花ファミリーのコミュニティ・ミーティングのファシリテーションの実習をする予定です。

 

セッション3:人格を学ぶ講座-序章 (報告:みかこ)

プログラムに変更があり、明日18日の予定の人生講座が今日に繰り上げになった。

人生講座はこの真学校の中でも重要な講座。いさどんが30歳の時に出会った「黄金の仏陀」から受け取った

名前とカルマの深遠な仕組みがここでは伝授される。カタカムナと出会って、益々名前の意味が深まった。ちなみにカタカムナでひもとくとナマエとは

ナ 成る。分身。質的転換。

マ 小さいマリが描く円軌道によって区切られた球空間。現象宇宙界。

エ 時軸が局部に限定されること。生きている間。

いさどんと美雅子で読み解いたのは、

「神の分身が質的転換して存在する時空間(とき・ところ)」

名前に、生まれる時空が示されているというのです。名前講座3で学ぶ地球暦「己読み」の目的と一緒ということです。

名前

序章はカタカムナの世界観をしっかりと学びました。音魂、数魂、言魂、型魂がカタカムナの世界の分類によって見事に整理されたのです。こんなふうに、カルマ読みも日々進化しているのです。

最後の15分で、いさどんに「どのようにカルマ読みがやってきたのか」語ってもらいました。

今まで黄金の仏陀はお釈迦様だと思っていたのですが、いさどんの中に入られたのは、実は大日如来だった事が今日のお話で解りました。大日如来は別の言い方をすると天之御中主大神のことだそうです。その黄金の光の中にお釈迦様も入っておられて、地上を生きる人々が、地上で生きながら経験を積んで、天に昇っていく道を示したのでしょうね。