6日目「人格を学ぶ講座1」序章の話

2016年度1ヶ月間の真学校では、最初の2週間で全8コマの「人格を学ぶ講座」を受講します。名前からその人の魂の陰陽や性質を読み解く「カルマ読み」、生まれた日の惑星配置から天命を知る「地球暦」、そして日本語の元となった48音の思念を通して生命の本質を解き明かす古代文明「カタカムナ」という3つの手法を通し、受講生一人ひとりが自らの人格を客観的に捉えた上で後半を迎え、さらに学びを深めます。
それまで知らずにいた自分自身の本質を知ることで、驚く人あり、深く納得する人あり、時には「そうだと思いたくない」と抵抗する人あり。しかしこれは、自分に都合の良い情報だけを取り上げて自己満足するための占いではないのです。

1ヶ月間の真学校の基盤とも言えるこの講座の冒頭に、「序章の序章の話」として、なぜこれをやることが大切なのか、その意味をいさどんが語りました。

まりちゃんが作った新しい服を着て
まりちゃんが作った新しい服を着て

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僕は、いろいろな情報を得るときに、自らの感情を入れないでその情報を捉えましょう、とよく言います。それは、情報に感情がオーバーラップしてしまうと、真実が観えなくなるからです。まずは自分の思考のクセをよく把握し、その上でそのクセを意識しながら情報を聞くと、ものごとを客観的に捉えることができます。

人は自我に目覚める以前より、育てられる環境に反応し、適応することによって、内に秘められた人格が湧き出てきます。そして人間形成が進んでいくのです。
人格の成り立ちを緻密に振り返ってみると、様々な洞察が湧き出し、その人格がどのように形成されてきたのかという流れを観ることができます。その流れの中で築かれてきた人格が、私という存在です。
ある程度年齢を重ねていくと人間関係が広がり、他者との違いを通して自らがオリジナルな存在であることに気付いていきます。人によっては、そのオリジナルな目覚めが他者と違うからと言って辛い思いをすることもあれば、多くの人と同じであることに安心感を覚える人もいます。また、他者との違いから優越感に浸る人もいます。そこで優越感に浸るのか劣等感を持つのか、はたまた安心するのかは、その人の性質によって異なります。あるいは、それまでに育った環境がその反応を引き起こしている場合もあります。
そのようにして、もともと持っていた人格と、後天的な環境などから引き出された人格が折り重なり、その人の自我が創り上げられていきます。その時に、被害者のようになって人生を生きる人もいれば、加害者として生きていく人もいます。また中には、自らの人生をマイペースに生きて他者のことにはあまり干渉しない人もいます。人それぞれで、いろいろな人がいるものです。

このように細かく自らの人格形成の成り立ちを認識していく人は、ほとんどいません。ですから、多くの人は無自覚のうちに形成された人格をクセのように身に付け、そのクセのままに思考し行動していることに気付いていないのです。ですから同じことを繰り返し、「またやっちゃった」と反省したり、人から指摘されて「そういえば前にも同じことを言われてたね」「あなたらしいね」ということになります。自分の中から日々湧き出てくる感情を観察し、自己コントロールしている人というのは非常に少ないのです。

ただ、そのようにノーチェックでクセを出すことで、この世界に波紋を広げていることは事実です。この世界は鏡ですから、自らが世界に波紋を広げれば、それはいずれ必ず自らに返ってきます。因果応報という言葉の通り、この世界は原因と結果の連鎖によって成り立っていますから、何かの形で結果が返ってきたということは、必ずどこかで自分がその原因を発しているということです。その構造がわかったら、原因はどこにあるのだろうと振り返ることができます。それを発したことによって喜べない結果が返ってきたとしたら、今後はそれを発することをやめれば、同様の結果は発生しないことになるのです。

日々自らの中に湧き出してくる感情も、その瞬間にそれがどのようなものなのかを客観的に捉えることができれば、その感情をコントロールすることができます。例えばそれが相手に対して突き刺さるようなものであれば、少し緩めたりして表現すればいいのです。相手に強く突き刺されば刺さるほど、それは自らに強く返ってきます。それは相手が強く発したとも言えますが、強く返ってくるには返ってくるだけの、何かの理由があるのです。

この世界は、目に見える世界と目に見えない世界からなる「現象界(ある世界)」と、それらすべての源となる「潜象界(ない世界)」によって成り立っているということを、カタカムナの世界観から学びましたね。現象界では、光は真っ直ぐに進みます。そして物に当たりながら進むので、速度も遅くなります。しかし、私たちの想いは光よりもはるかに高速です。人がこの世界全体の構造を理解する時、その心から発せられる想いは「アマハヤミ」で宇宙を駆け抜けます。それは一切の抵抗なく人の心すらも通り抜け、瞬間的にいい人間関係作ることができるのです。
ただし、作るといっても、自分の都合の良いように作るわけにはいきません。相手には相手の都合と、精神的な歩みの段階があります。ですから、少なくとも自分からは相手が不愉快に思うような種を蒔かないことです。しかし、時と場合によっては相手が不愉快と思うようなことも、相手の状態を理解しながらあえて発しなければいけないこともあることを、忘れてはいけません。それが他者を想うことであり、自らの気付きを生かすということです。そのように自由自在にトキとトコロをかぎ分け、自らの精神を使い分けることができる人が、自己コントロールして生きる人なのです。

そのように分析しながら毎日を生きている人はほとんどいませんが、そういった構造を体得すると、自らをコントロールすることができるようになります。しかし知らなければ、無自覚に自分の感情を他者にぶつけ続けることになります。その思考回路は、ただ思いついたことを出し、また何かが浮かんだら出すという条件反射的で感情をノーチェックの状態です。そして精神が幼いと、ノーチェックで出した自らの想いが叶うのがいいことであり、叶わないと辛いことになるのです。
けれども、カタカムナの講座でも触れたように、すべての存在はそもそも「間違い」からこの世界に生まれてきています。そして物事が滞ることを通して、人は「正しい」とはどういうことなのかを知るのです。ですから、神様はわざわざ滞りを私たちに与えました。このことを理解できない人は、滞りが起きると「神様はいじわるだ!」と思うかもしれません。けれども、神様も含めたもう一つ大きな世界から観れば、そうではないことがわかります。そのスケールでものごとを解釈できた時に、人は初めて自らのスケールを広げ、大人としての人格を持つことができるのです。

「人格を学ぶ講座」では、まず自らの人格の実態を知っていきます。3つの手法(カルマ読み、地球暦、カタカムナ)を通して、心の形を客観的に捉え、それが現在の自分にどのように表現されているのか、今までの人生を振り返ってどのように表現されてきたか、またその結果を受けてどのように反応してきたかということを紐解いていきます。そして、自分は今世どのような心の性質を持って生まれてきて、それをどれだけ認識して生きているかということを観ていきます。
ほとんどの人はそのようなことに無自覚なのですが、幸せなことに、たくさん問題ごとに出会う人ほど、少しずつそれを伝えられる環境をもらっていることになります。それは神様の愛です。そして、それが自らの中で愛として捉えられているかどうかが、とても重要なのです。

今私たちが生きている時代や環境、民族、国、親兄弟やその他の近しい人々まで、そういったものはすべて、学びとして自らが選んで生まれてきているのです。しかし多くの人は、何か問題が起きると周りのせいにします。周りが間違っているから自分は辛いのだと不満を言うのか、それとも、その問題のおかげで自らの学びを深めることができてありがたいと思うのか、そこには大きな違いがあります。そしてそれは何か特定のものに感謝するということではなく、この仕組み自体が私たちが生まれてきた意味そのものなのです。誰しもそこから離れて生きられる人はいないのです。

僕自身のことを振り返ってみると、なぜ自分のもとにこういった道が与えられたのか、その意味が分かってきました。それはこの時代の人々に、新しい意識を提供するためです。
そう言うと、救いの手を差し伸べられたかのように受け取る人がいるかもしれません。一時はそのように捉えてもいいのですよ。しかし、ぜひその先に行ってもらいたいと思っています。これから学ぶ手法を通して自らを紐解き、それを生かして、世の中に生きることの本当の意味を知ることを広めてもらいたいのです。
生きることの本当の意味を知ったら、人は無駄なことはしません。無駄なことをしないからエネルギーも無駄にならないし、競争をしないから争いも生まれません。生きる意味を知ることは、人の心を穏やかにするのです。それが真の平和運動であり、それこそが、この1ヶ月間の真学校のテーマである「目覚め」の目的なのです。

人は自分を知るために人生を生きていると言えます。自らを知らずにいると、どこにいるのかもわからないままやみくもに生きることになります。世界にたった一つしかない自分物語を、自らが主役となって生きるからこそ、人生を振り返り、一人ひとりオリジナルに与えられた役割を果たすことができるのです。

これまでは、世の中にも、人々の間にも差がありました。そして政治の世界でも経済の世界でも、社会を構成するほとんどの人はリーダーシップをとる側ではなく、ついていく側にいたのです。
しかし今、みんなで創る時代が始まりました。一人ひとりが主役となり、みんなで創っていく。それは本当にやり甲斐のある、希望の持てることなのです。

(いさどん)

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こんなふうに一人ひとりが思えるかが、時代の大きなターニングポイントを迎えるに当たり本当に大切なことなのです。

日常の出来事を受け、小さな心の動きから、それを緻密に観て分析していくことで、自分を知り、他者を知り、世界、宇宙の仕組みを知っていく。そして逆に宇宙、世界、他者の視点から自分を観る。それが循環しながら、一瞬一瞬、自分が意識しようがしまいが波動となってこの世界に表現されていく。自らのカルマを超え、もとの美しいヒビキを持つものになった時、宇宙からのメッセージを受け、それをそのまま表現できるものになる。そこに表されたものは、一人ひとりオリジナルで、しかもそれらの一つ一つは不完全だからこそ繋がりあい、美しいハーモニーを奏でる。その為に不完全さがあるのだから、その仕組みを知り、調和の方へと自らをコントロールしていければ、その不完全さが個性となって輝く。

そんなイメージを日々持ち、自分の人生を大切に生きていれば、愛あふれた調和の世界が遠からず実現できます。大きな構想ですが、それも小さな一人ひとりの意識の一歩から創られていくのです。

(まりねえ)

 


4日目「カタカムナ」

「全ては一つ」

今回から木の花ファミリー独自にリニューアルされたカタカムナの講座は、真にそのことを宇宙的な広い視点と日々の日常に根付いたミクロ的な視点の全てにおいて証明するような素晴らしい内容となっていました。

その場にいないと表現できないような凄まじいエネルギーに満ち溢れたものになり、僕自身は、この日の夜は脳がギューーーっとして脳が筋肉痛になっている感じで、今まであまり使っていなかった脳を働き刺激されるような、過去に味わったことがない空間にだったことを改めて実感しました。

「カタカムナ」とは、1万2千年前に日本で極められた叡智の結集です。

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カタカムナは宇宙物理学であり、宇宙の創造・発展・消滅についても深い洞察を有しており、現代の最先端の物理学もその域にまだ達してはいません。

そして、時代の大きなターニングポイントを迎えている現代にカタカムナが再び復活したことの意味は、私たちの想像をはるかに超越するものです。

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木の花ファミリーでのカタカムナは単なる知識的なものではなく、「カタカムナを生きる」という日々日常の生活にその精神を反映することを最も大事なこととして伝えられています。

受講生達も頭で理解しようというよりも、何か感覚的に、その場の空気や波動や想いを受け取っているように見えました。

「宇宙の叡智」なんて言うと、随分難しいし到底理解は困難なのではないか?とか、そんな怪しいもの興味がないよ、なんて方もいるかもしれませんが、それは実は私たちが毎日生きているこの当たり前の毎日の中に当たり前にあることでもあります。

「ただ、その人らしく生き生きと、この世界の調和と共に生きる」

こんな簡単な言葉でも、「カタカムナを生きる」という意味と近いのではないでしょうか。

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この世界で起こるあらゆる出来事、それは宇宙の仕組みでも、人間社会で起こる戦争でも、個人の生活の中の病でも、すべてのことに意味があり、その奥に人類・生命そしてそれぞれの人々の本来の役割が秘められています。

その役割に目覚め、この世界のために生きることが「カタカムナを生きる」ことです。

このカタカムナの講座は、真学校すべての講座の「軸」となるもので、更に私たちが生きていく上でも常に必要となるとても大事なことを教えてくれる、とてもとても深いものでした。

このブログで表現しきれるものではないし、講座を受けたからと言ってマスターできるものでもありません。

広い世界観を持ちながら、心を磨き日々の日常を丁寧に生きることが、カタカムナをより理解でき、生きることにもつながります。

ということで、是非みなさんも来年の真学校を受講して、共にこの新しい宇宙時代を生きていきましょう♪

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2日目午後「世界観を広げる」

今時代は、とても大きなターニングポイントにあります

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2012年12月21日に銀河の冬至を超え、今、時代はとても大きなターニングポイントを迎えています。それはいくつものターニングポイントが複数折り重なったとても貴重な奇跡的な時でもあります。

そのため、今社会では様々な出来事が起こっています。

一見「危機」に見えるこの時は、広い視点から見ると人類が生き方を切り替えるポイントを迎えたことを指し、人々が一人ひとり自らの真の役割に目覚め新しい地球を創ることができるとてもダイナミックな時代であるということでもあります。

まずは固定概念の殻を破ること。
1ヶ月間の真学校、いよいよここからが本番です!


2日目午前「木の花ファミリープレゼン」

さぁ、いよいよ、1ヶ月の真学校の講座が始まりました!!

初日は「木の花ファミリープレゼン」

そして最初の講座から、事前に準備されたプレゼン資料から話は脱線し、とても大事な話に。

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人はみんな枠に囚われています。「人」という文字を枠(□)で囲むと「囚」という字になります。

そしてその枠の大きさでその人の世界観や思考・発想、そして人間性にまで大きく影響してきます。

その枠を取り払うというよりも、自分にとってその枠がなんであるか客観的に、さらにその客観の奥に気がついていくことで人は成長していきます。

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「・・・??よく分からない」という言葉が聞こえてきそうですが、そんな方は是非来年の真学校にご参加ください♪