さぁ、いよいよ修了パーティーの日がやってきました。
こうしたグループで作り上げることは、受講生にとって心の学びの総まとめ。この日を迎えるまで、感情のぶつかり合いや自己を見つめるいくつものプロセスがありました。それを乗り越えて、どんなパーティーになったでしょうか?
受講生は、子どもたちを喜ばせたい!ということで、子ども一人ひとりの写真を加工し、民族衣装と合成したものが、デコレーションに。早速、子どもたちはそれを見つけて大はしゃぎ!
そして時間になると男性陣は、ハワイアン+チャイニーズ?女性陣はオヤジ風+エスニックの衣装で登場!
こどもたちにも、個々にお子様プレートが!
みんなでワイワイ語りながら、食事を満喫していると、「おぉ~!」デザートが出てきた!
このデザートを担当したよこなおちゃんは、デザートセクションを任され、リーダーシップをとらざるを得ない状況に追い込んでもらったことで、心の学びがあったようです。以下は、本人の了承を得て、よこなおちゃんの日記からの抜粋です。
修了パーティーの担当がお菓子作りになった。というかみどりーぬに今日急に「デザートどうなっている?」と聞かれて「わたしが決めて良いの?」という思いが出てきた。昨日からわたしがデザートのメインのような雰囲気があったので、一瞬「えっ?」と思う気持ちがあったが、よしやろう!と素直に思えた。
みどりーぬやのりこちゃんが殆ど口を出さずにわたしに任せてくれているのは、わたしの行動しない癖を考えてくれているのを感じるので、その愛を素直に受けてとってやってみる。早速、キッチンののりちゃんとゆみちゃんに、どんなものを作るのかの相談をした。でもいまいち良いコミュニケーションが取れない。どうしてか、一歩引いてみてみる。また相手任せの心がある。まずは自分がどんなイメージでどんなものを作りたいのかを相手に伝えるのが先だ。もう少し自分で考えて、他の人にも相談してから、もう一度整理した内容をのりちゃんに伝える。その結果をみんなにフィードバックして詳しく詰める。
いさどんコメント:ものごとの順序が読めてきています。
みどりーぬに対して一瞬、えっ?と思った気持ち。その背景にあるみどりーぬの気持ちは良くわかるので、この気持ちを出そうかどうしようか迷っていた。でも正直に出すということからすれば、やってみたいと思うので明日実行する。相手がどう思おうが、どんな反応をするのかは気にしない。
デザート作りを通して一歩心の成長をしたよこなおちゃん。そのデザートはとってもおいしかったよ。この新たな挑戦を乗り越える体験を次への一歩つながりますように。
おなかが満たされた後は、子どもも一緒にゲーム大会!
そして、修了証の授与式でした。修了証には、一人ひとりの地球暦と、一人ひとりが乗り越えたこととこれからの課題について、二人のサポーターからのオリジナルな言葉が入っています。
全員で記念写真を撮って、今晩はお開き!
疲れて暖炉の前で寝てしまったこどもたちも。
明日はいよいよ旅立ちです。