8時半~10時:「互いを知る」
受講生同士が早いタイミングで打ち解けて、互いを知り合うことができる機会を作るための講座でした。
受講生は5分間で、A4の用紙の真ん中に名前を書き、その周りに以下のことについてキーワードをテンポよく書き入れていきました。
- 関心のあること
- 好きなもの
- 好きな映画
- 得意なこと
- 良くいく場所 など
その後、小グループに分かれて、そのキーワードに対して、10分間質問をしながら雑談していきました。3回ほどこれを繰り返した後は、他己紹介です。
全員で1つの輪になって、一人一人について他者が紹介をしていきました。
その後、各メンバーをどのように活かしあっていくか、どんな風に活かせるかを出していきました。
最後に山ちゃんが、午前中のその場の空気を感じながら、魂の音を発してくれたのですが、それがなんとも心地良く、ほんわか暖かい空気になり、午前中の前半のプログラム終了!
休憩を挟んだ後は、昨日の午後の「人格を学ぶ講座 序章」の続きです。
以下、講座のプレゼンをいさどんと共に作っているみかちゃんのレポートです。
人格を学ぶ講座 1 基礎編「陰と陽」
今日は天の気によって、突如午前中に人生講座に。10時頃湧泉閣に着いてホールに入ると、受講生達がみんな丸座になっていて、会場には和気相合とした雰囲気が流れていた。前の授業は道代ちゃんによる「互いを知る」という講座だった。良い感じで過ぎたことが伺われる。
その和んだ空気の中、本当の自分自身を知って深めていく「人格講座」の本題に入る。みんな、自分自身を知らずに生きている。自分を知らないのだから、自分以外の人のことももちろんよく分からずに生きて、人間模様が展開されていくのだ。この講座は、今まで長年つきあっているのに知らない自分自身を知るだけではなく、他者を知り理解していく講座なのだ。人間にとって最も大切で、優しい講座なのです。
「あの人なんでこうなんだろう。私ならこうするのに。」という台詞良く聞きますね。違うんです。あの人だからそう考えるのです。自分が思うようには人は考えないのです。心、魂という未知の領域に入っていく準備は出来ていますか?
よく、この講座を始めると「いや私は違います」という人が出てきます。「自分が感じる自分とは違う!」という主張なのですが、まさにそれを言う人の人格も名前に出ているのです。怖いですね~。
まずは、名前に「陰陽」が現されているということを学びました。
午後からは、魂の陰陽を自分自身に当てはめていきました。陽性のみどりーぬは「太陽の陽がはいっているから、うれしい」とか、三文字陽性「おやじ」の由佳理ちゃんは「納得」でした、陰性の慶晃(よしてる)くんは「そうだなと思う。パートナーがいたら、相手に働きに出てもらって、自分が家事をしていたい。」など、それぞれに、いろんな感想を述べていました。
そして、いよいよ基礎編②「文字と発音の傾向と意味」で、名前の詳細な分類とそれぞれの傾向を学びます。木の花のメンバーや参加者を事例にしながら、笑いあり、うっとする場面ありで進んでいきます。
【一文字陰性】
一文字陰性の事例で渉くん登場。一点集中型の一文字さんは与えられた環境の中で一生懸命やります。常に自分を満たしてくれるものを求めています。環境に左右されやすいので、巻き込まれてしまいます。
渉くんのお母さんは三文字陽性、「こうあるべき」という自分の考えが強く、それを子供に押しつけてしまいます。その違和感が、渉くんの中に後で出てきます。渉くんは、お母さんとは縁を切って生きて行きたいというのですが、実はそんなお母さんも問題ある自分自身を学ぶ為に、出張木の花塾に出席してくれています。
【二文字陰性】
物事を二元的(損得、善悪)に捉えます。他者への貢献よりも、自分を優先するために自らを守る傾向が出てきます。守りから攻撃に転ずることもあります。また、理屈っぽく行動が伴わない。というところで、
よしてるくん、たかくんらが、苦笑いしつつも「納得です」。
でも、よく考えるのだから、そこに行動力が伴えばよいのです。
二面性があり、虚栄を張ると実際の自分とのギャップにストレスを感じて、躁になり身内に対してわがままな傾向が出てくる。ここで、いさどん「あ~面倒くさい。よしてるくん、たかくんは、本当に面倒くさかった。(笑い)」
【二文字陰性(中性に近い)】 極めて面倒くさい人。メンバーの事例では、裕美ちゃん、まっちゃん。
「あの人やだなあ」という感じの、ネガティブな直感が働く。
表面は穏やかに見える。こういう人はうつになりやすい。先天性鬱。ところが鬱的状態を外に見せないようにするために妙に明るく見せる傾向にある。特定の事に集中すると能力を生かせる。
ここでまっちゃんの、書道の話しが出た。そうすると必ずいさどんがこう言うのです。「全く字のうまさと人格は関係ないよなあ」
【二文字陽性】
他者の話を受けるよりも、自己主張をしたがる傾向が強い。物事を自らにとって、都合良く解釈し行動する。判断の精度が悪い、天然ぼけタイプ。先天性躁状態。
精度が悪いので、失敗をくり返し、自信喪失になる。これを陽性鬱という。
空気が読めずに他者に必要以上に接する傾向がある。積極的に行動し、的を射ると現実化する能力が高い。
「使い方を間違えるなということ。」と言ってあわちゃんを指さすいさどん。使い方を間違えるとエリートがニートに。(笑い)
【二文字陽性で中性に近いタイプ】
山ちゃんがここに当たります。直感力があり自己が確立されている。比較的、的確な行動を取るが、他者からの助言に耳を傾けない。頑固。好きなようにやる。このタイプが鬱になることはまずない。
まれに環境的要因によって、自分のペースが乱されるとストレスがかかって悩み、壊れることがある。
事例として、メンバーのハルちゃんが、昔姑さんと一緒に暮らしていた頃の話し。姑さんとのやり取りの、問答集を作りたいと、ノートを持ってきたことがあったという。「そんなものは作れないよ。一緒に暮らさなきゃいけないじゃない。それよりも、柔軟な人になること」というアドバイスをしたという。
又、ちなっぴーの事例では、木の花創立当初務めていた「まかいの牧場」のひどい現状にストレスがたまり、口の中に口内炎がたくさん出たという。
【二文字陽性で偏った人 】 事例、政治家の一郎、野球の一郎
男性はのびのび育つが、女性は男性優位の社会の中で抑圧された感を受けることがある。
直感力に乏しく、判断の精度が悪いので、ものを見る力が乏しく、自信を持ってやったことが外れることが多い。
故に、陽性鬱になりやすい。お人好し。お金の計算は向かない。
一芸に秀でるが、判断が雑で外れるといき詰まる。
イチローの事例で見ると、もう引き際なのに判断を誤っているので、まだ選手活動をしている。もう花が過ぎているのだが、次の人生が見つけられないでいる。これからどこへ向かうのか見物。
【三文字陰性の傾向 三文字陽性の傾向】
物事を三元的に捉え、駆け引きで表現する傾向にある。複雑な思考をするので、色々あるのですが、この辺になると二文字一文字の人には理解しがたい世界が展開される。複雑なんだなあと思うだけでもいいと思います。
受講者で言えば、由佳理ちゃんは三文字陽性のおやじなのです。そして、私美雅子も代表的三文字陽性の「おやじ」。いさどんに出会って、その事を知らされて、楽になりました。
「おやじ」は「おやじ」をカモフラージュするために、可愛いピンクの服を着たりするので要注意。
こんな感じで、さらに濁点や小文字の傾向、外国人の場合など事例を出しながら楽しく見ていきました。
次回は、実際のメンバーの組み合わせ事例、参加者の家族や人間関係の事例を見ていきます。