昨日、27歳のお誕生日を迎えたいぶちゃん。
いぶちゃんは、小学1年生の太郎くんと4歳のいろはちゃんの2人の子どもを連れて、はるばる宮崎からやって来ました。
真学校に参加した理由を尋ねると、「子育てに行き詰まっていたから」といぶちゃん。
「ずっと自分の中によくわからない怒りがあって、でも自分ではどうすることもできなかった。いろんな子育ての本を読んだりセミナーを受けたりしたけど、変われなかった。」
そんな時に、インターネットで木の花ファミリーを見つけました。
「最初は何かの宗教かと思った(笑)。真学校も、最初は農業の講座なのかと思ったらどうやら心のことを学ぶみたいで、自分は今まで何をやっても変われなかったからきっとこれもダメだろうなと思ったの。だけど、ここの暮らしに興味があった。それで、行ってみよう!と思ったんだ。」
いぶちゃんは、ずっと昔から「みんなで暮らしたい」と思っていたと言います。
「だってその方が楽しいし、助け合えるから。」
実際に来てみての感想は ―――
「来てすぐに子どもたちが叱られているのを見て、始めは戸惑ったよ。今までは近所付き合いもなかったから、子どもが私以外の人から怒られるのを見たことがなかった。」
けれども子どもたちはあっという間にみんなの中へ溶け込んでいき、それを見て少し淋しくも感じていたいぶちゃんですが、今は学ぶことに集中できて、とにかく「毎日が楽しい」と言います。
そんないぶちゃんの誕生日の前日のこと。
インフルエンザでしばらく寝込んでいた太郎くんが、いぶちゃんの顔を見てこう言いました。
「ママ、なんで顔変わったの?」
その日の日記に、いぶちゃんはこう綴っています。
「朝、子どもに『ママ、なんで顔変わったの?』と言われた。他のメンバーにも、顔がやわらかくなったと言われた。人に気付かれるくらい変わったのかと、またまたびっくり。
そして、冷え症が少し改善されている。最初は、顔が変わることも、冷え症が心の冷えと関連していることも信じられなかったが、最近みんなの表情もやわらかくなっているし、私もそれを体感し、やっぱりすべて心からなんだと思った。」
真学校の中で、受講生たちは、本当の自分に出会う1ヶ月間の旅をします。
日記に日々の正直な想いを綴り、座談会や毎晩の大人ミーティングで率直に語り合い、心の壁を取り払うべくハグにも挑戦!次々とハグし合っている受講生たちの表情は、本当にやわらかく、生き生きとしていました。
が。
ハグをして盛り上がって、いっとき心が解放されたようになるセミナーは、きっと世の中にたくさんあります。けれども、セミナーが終わって家に帰れば、そこにはまた、これまでと同じ日常が待っています。
1ヶ月間の真学校では、一過性の体験で終わらない、「本物の変化」を目指しています。それは、ただ盛り上がっている時だけではなく、落ち込んでいる時も、迷いの中にいる時も、いつでも自分の心を正直に出し、それを様々な角度から客観的に捉える視点を育てることで、この宇宙の中で自分という存在とはいったい何であるかを知っていく「真理への旅」です。
地球は秒速30㎞で宇宙空間を移動し続け、常に変化・変容していくのがこの世界。今日晴れた表情は、もしかしたら明日には曇っているかもしれない。けれどもそれら全てが自分をひも解く材料であり、そこから学ぶことで人は変化し、その一人の変化が確実に世界を変えていく。そんなエキサイティングな日々を過ごしている、14人の受講生たち!
1ヶ月間の真学校も3分の1が経過。
いさどんは、
「ここまでみんな順調に歩んできましたね。でも僕はこのままみんなに同じように歩み続けさせるのではなく、その歩みをどこかで“プツッ”と、切ってしまおうかと考えています。そうやって景色がひっくり返ることで、新たに観えてくるものがあるからです」
と、ニヤリ。
さあ!ここからどんな学びが展開されていくのでしょうか。
皆さま、どうぞご一緒にお楽しみください!(^_^)ノ
■ ■ ■ ■ ■ お ま け ■ ■ ■ ■ ■
いぶちゃんのお祝いのお誕生日プレートを作ったのは、みこ、きよ、ひみ、ゆりかの4人。
いぶちゃんのリクエストにより、納豆プレートとなりました♪
お誕生日、おめでとう♪