18日目「自然療法プログラム」

朝一番、いさどんの両親のお話から始まった午前中の講義は、今までの人生を振り返りながら、この生き方をただ1本道として進んできたいさどんの、ゆるぎない心を感じるいい場となりました。

いさどんから、「自殺をしたいと考えたことのある人?」と質問されて過半数の人が手を挙げたのですが、それを受けていさどんは、自分の体験を話し始めました。

小学校5年生の時に、優秀だった姉兄と比べ、通知表が3ばかりだったいさどんに対し、尊敬していたお父さんが、「おまえは、3ばかりか。」と言ったそうです。その時にいさどんは、「自分は取り柄がなく、不必要で価値のない人間なんだ。」と思い込んで、自分にはまり、真剣にどうしたら死ねるかと考えたそうです。

そのような自分の体験を通して、死にたいと思うのは人間の特徴で、何かと比べたりして自分に捉われているということだから、それを知って、楽しむくらいになるといいねと、みんなに語りました。

自分に意識が行き過ぎていると、人の目線が自分に向いていると勝手に思い込むから、その縛りを取って自由に人前でも話せるようになると、自分をいいふうに見せようとしている人がほとんどだから、「あの人はすごい!」ということになる。それがこの世界のからくりで、プレッシャーは自分で作っているものということがわかると自由になれる。最終的には、終末を迎えた時に、「いろいろあったけど、いい人生だったな」と言って旅立てることを目標にしたいね。

という話が続き、いさどん曰く、「生き方教室」の時間となりました。

その後、いさどんが神様からこの尊い道をいただいて、ただ「大切だから」ということだけで、疑いながらも、わからない生き方をしてきた苦悩を涙ながらに語ったいさどんに、もらい泣きをする人たちもたくさんいました。訳がわからないのに信じて行くことの辛さと、その後にいただく結果で、やはり「だから大事なのだ!」という確認をしながら進んできた道のりのことを思うと、感慨深いものがありました。

涙ながらに語るいさどん
涙ながらに語るいさどん

多くの人は、「~だからする」というように先に結果を求めがちだから進めない。まずは信じて行くことが大切で、後から来る者たちの為に自分の人生を捧げるのだといういさどんの話を受けて、受講生からは、「先を行く人の辛さを知って、いさどんの存在がありがたいと思った。」というコメントがありました。

受講生ももらい泣き
受講生ももらい泣き

どんなことも人の為に語り、人の為に生き切るいさどんの姿は、尊くありがたいものとしてみんなの心に響いた、とても豊かないい時間でした。

「ありがとう」のハグ
「ありがとう」のハグ

 

 


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