12日目「人格を学ぶ講座4」

さぁ、「人格を学ぶ講座」最終回は、今まで学んだ「カルマ読み」「地球暦」(+カタカムナ)を駆使して受講生全員の人格や天命を読んでいきます。

この講座は既存の占いのようにただ「あなたはいい運勢だ、悪い運勢だ」と言って与えられるものではなく、現状の自分自身を知り本来の役割に自ら目覚めていけるような的確な情報を得るためのものです。

情報を得たら、後は実践あるのみ!

「人格を学ぶ講座1」のレポートではなぜこれを学ぶことが大切なのか、「人格を学ぶ講座2」のレポートでは人はどうすると健全になるのかが語られています。ぜひご覧ください!


受講生といさどんとの対話・サリちゃん編

12人いれば12通りの学びがある、1ヶ月間の真学校。アメリカ人の父と日本人の母を持つ25歳のサリちゃんは、他者の善意を引き出すことが真学校中に学びたいことであり、自らの天命だと語ります。そんなサリちゃんは、真学校7日目の日記に次のように書いていました。

――

いさどんが言うように、わたしは自分を「かわいい」とは見ていません。だから、いさどんがわたしのことをかわいいと呼ぶと、わたしはいい気分がしないのです。なぜなら、あなたがわたしのことを本当にかわいいと思っているからそう言うというよりも、わたしがもっと自信を持てるようそう言っているとわたしは感じるからです。わたしは冷静なとき、みなさんがつくってきたこの素晴らしい環境でもっと自信をもっていられます。だから、いさどんは、わたしが自信を持てるようかわいいね、とわたしに伝える必要はないのです。わたしは自分自身を知り、自信をもって、地球や自然にとって良い仕事をしていきたいのです。

――

そして、その後いろいろな感情が洪水のようにあふれてきたサリちゃんは、いさどんとの面談を希望しました。

サリちゃん
サリちゃん

サリちゃん:
今日は時間をとってくださってありがとうございます。わたしは自分のエゴに対してたくさん取り組むべきことがあります。おそらく、いさどんのほうがわたしのことをもっと知っていることでしょう。

いさどん:
客観的にあなたを観ていますからね。

サリちゃん:
いさどんのわたしに対する客観的視点を聞いてもいいですか?それを教えてもらって学びたいのです。

いさどん:
人は自分をこういうふうに思われたいと思っているところがあります。しかし、現実の自分とこういうふうに思われたいという自分の願望にはギャップがあるのです。そして、自分が思っている自分と、他者が共通してあなたに感じるものには違いがあるのですが、事実、多くの人が共通して感じることが自分自身なのです。

ところが、自分がこういう人でありたいと強く思う人は、他者から見える自分を受け入れられないのです。他者から見える自分と自分から見える自分が共通していることが正しい自分の捉え方なのです。そこに矛盾があると、人は悩みます。

サリちゃん:
では、どうしたらわたしはわたしらしくいられるのでしょうか?

いさどん:
そこで「わたしらしく」というのは、どこから見える自分が一体わたしなのかということです。つまり、自分を捉えるときにいろいろな捉え方がありますね。自分が自分らしくいたいという感情が働くのは、特定のイメージの中に置いた自分のことなのです。

サリちゃん:
ハッハッハ!わたしはそうしていますか(笑)?

いさどん:
それはあなたがそう置いていないと思えば、置いていないのです。ギャップや苦しみはそのようなところから生まれます。

サリちゃん:
振り返ってみると、わたしが友達と一緒にいるときは自分らしいと思います。でも、他者がわたしのことを違うように見るということは、わたしは自分自身ではないということですか?

いさどん:
では、どういう自分が自分らしいと思うのですか?そこには何か特定のイメージがありますよね。そして、あなたはいくつかの自分を持っている中で、こういう自分は自分らしく、こういう自分は自分らしくないと分けているところがあるのです。しかし、あなたが嫌な自分も好きな自分も、どれも自分なのです。

サリちゃん:
わたしの中の矛盾を少しずつ理解できてきました!もう、答えがわかってきたように感じますが、わたしはここから進むしかありませんよね。そこから本当の自分らしく生きていこうと思います。

いさどん:
そこで、真実をどこに観ているかが重要です。真実はたくさんあるのです。

サリちゃん:
たとえば、わたしは無駄を発生させる物質主義の表面的な世界に反対しているとしますよね。しかし、わたしは新しい靴を買いたいと思って、そういう欲望とともに生きているとすると、わたしがどのような世界を創りたいのかということに焦点を合わせられなくなってしまいます。これはひとつの例です。

いさどん:
それをあなたはどうしたいのですか?

サリちゃん:
今、わたしは自分が正しいと思うことをしています。今は精神性について学び、精神性を高めようと取り組んでいます。そして、1ヶ月間の真学校が終わってアメリカに戻ったら、わたしが学んだことをまわりにいる人々に広めたいと思っています。

いさどん:
あなたが魂として成長することを望んでいるとして、それはどのような取り組みで成長しようとしているのですか?

サリちゃん:
わたしに起きている現象から学び、それが何であるのかを知ろうと思っています。

いさどん:
具体的な話をしますね。たとえば、あなたは自分をかわいくないと思うのですよね。

サリちゃん:
・・・今は自分をかわいいとは思いません!

いさどん:
「今は思わない」という言葉の奥には、かわいい自分でありたいという心があるのです。それで、わたしがあなたを観て、あなたがかわいいと思うからかわいいと言うことに対して、あなたがかわいくないと思うのはあなたの主観ですよね。しかし、わたしがあなたをかわいいと思うのはわたしの自由です。わたしは別にあなたを貶めようとしているわけではなく・・・・

サリちゃん:
(いさどんの話をさえぎって)いさどんがわたしのことを貶めようとしているとは思っていません!

いさどん:
ハッハッハ。ですから、わたしに悪意はないのです。

サリちゃん:
それは確かにわかっています!!

いさどん:
しかし、悪意がない心を受け取って、あなたは不愉快になるのでしょう(笑)?

サリちゃん:
もし、いさどんがわたしとふたりでいるときに、わたしのことをかわいいと言うのであれば、わたしは喜んでそれを受け取ることでしょう。しかし、皆の前でいさどんが何度もそう言うと、わたしのシャイな傾向を見せてきたので、わたしがもっと自信を持てるようにいさどんがそう言っているように感じてしまうのです。

いさどん:
それは日記にも書いてありましたね。わたしはその都度そう思うから言っているだけなのです。わたしは正直な人ですから。

サリちゃん:
はい!

いさどん:
それなのに、その結果あなたはかわいくない人間をそこで出すのです。

サリちゃん:
ハッハッハ。そうなのです(笑)!!

いさどん:
でも、そのような小さなことが心に引っかかっているあなたは、かわいい人ですけどね(笑)。

サリちゃん:
ハッハッハ。

いさどん:
そこにはもうひとつ別の想いが入っていて、かわいいというのは子どもっぽいということであり、もっと大人になりましょうということでもあるのです。サリちゃん、かわいいね(笑)!

サリちゃん:
はい、成長します(笑)!成長していきます!!

いさどん:
今あなたがそこを克服すると、ハワイへ戻ったときに成長したあなたをまわりの人たちに見せられますね。

サリちゃん:
そうします!

いさどん:
もうひとつ、わたしが話すときにあまり頭は回っていないのです。瞬間的に言葉が出るのです。たとえば、「サリちゃん、かわいいね」と言う場面を振り返ってみると、イメージとしてはあなたとふたりだけで言う言葉ではないのです。それは皆がいるところで言うべきことだと思うのです。さらにそのときの情景を振り返ってみると、あなたは皆のアイドル的存在でいなさい、ということでもあるのです。そのように皆に愛される人でありなさい、ということをその場面では伝えているのです。しかし、実際のあなたはそこで卑屈になっていて、かわいくないのです(笑)。

サリちゃん:
本当にそうですね!1ヶ月間の真学校の中の「人格を学ぶ講座」で、いさどんはわたしのことをキャパが小さいと言いましたね。

いさどん:
あなたは最初、自分のキャパが小さくないと思っていましたね(笑)。

サリちゃん:
はい!でも、よく考えてみたら、自分のキャパは小さいのだと気付きました。

いさどん:
ハッハッハ!だから、講座の中で何度もわたしは、人間はうそつきだと言いましたね。

サリちゃん:
でも、意図的にうそをついたわけではないのです!

いさどん:
それはもちろんそうなのですが、人間は本能的にうそつきなのです。動物はそのようなことはしません。いさどんのほうが理にかなっていますね(笑)♪

サリちゃん:
そうですね(笑)!わたしの傾向として、物事を分析しすぎて悩みや不安が出てくるということがあります。

いさどん:
それは、分析しすぎるということでもあるのですが、たとえばここに分析する対象があるとしますね。それを分析するということは、その対象の中を開いて徹底的に調べていくようなものです。しかし、あなたの分析は対象を目の前に持ってきたら、それをひっくり返して調べていくようなものです。そのようなあなたのねじれた性質は、あなたに出会ったときから感じていました。

サリちゃん:
最初からですか????

いさどん:
今回あなたが1ヶ月間の真学校に参加した目的は、あなたの目覚めです。そのためにどのような手助けができるのかと思いながら、前もってあなたを分析しましたし、そのように毎日あなたに接しています。

サリちゃん:
わたしは自分のねじれを解きたいです!というのも、ここ数年間、わたしが実際してきたこととわたしの想像の中で起きていることの間に大きなギャップがあるのです。ですから、わたしはもっと積極的になりたいのです。

いさどん:
ということは、あなたは行動はしているけれど、思考との間にギャップがあるということですか?あなたの場合、思いを浮かべ、行動することの間に何かがあるのではないですか?たとえば、思ったことをやっていいのだろうかとか、やったらどうかなってしまうのではないかという余分な思考があなたにはあるのです。

サリちゃん:
そうです!

いさどん:
そこでスムーズな行動の仕方は、まず思い、その後行動に移すための調整を行い、それから行動をし、そして行動した結果とともに振り返るのです。結果とともに検討するということは、真実を検討することです。しかし、行動する前に結果を考えてしまうと、実際とは違うことを考えてしまい、それ自体が余分なエネルギーなのです。その思考がたくさん膨らむと、疲れてしまいますね。そして、結果と違う答えでも引き出してしまいます。簡単に言うと、あなたは余分な思考をまわしています。あなたの場合、思考回路が豊かではないのにたくさん働かせてしまうので、だからあなたのような人は疲れてしまうのです。

サリちゃん:
そうすると、わたしはただ思い、行動して、結果をもらうということを繰り返していけば、もっと省エネで生きられるということですね!

いさどん:
そうです。結果を得てから、判断することが大切なのです。しかしあなたは、結論を得る前に不確かな判断をしてしまい、判断するのが早すぎるのです。

サリちゃん:
いさどんが今伝えてくれたことは、昨日わたしに起きたことでもあります。だから、状況はどんどん悪くなって、混乱してしまうのです。

いさどん:
そうですね。

サリちゃん:
昨日の朝、日記を書いていたら感情があふれてきて、そのまま午前の講座中も感情的になっていたので、わたしの感情を手放そうとしていました。しかし、同時に講座の情報がわたしの感情を増幅させ、何らかの理由でそうした感情を手放すことができなかったのです。正しいということはないかもしれませんが、そのときにいさどんが今伝えてくれたような行動のプロセスをとればよかったと思っています。

いさどん:
現象が起きたときにそれを真実だと受け取ることは、人によっては起きた現象を受け入れられないので、その現象をなかったことにしたいと思うのです。ですから、起きた出来事を常に真実として受け取る姿勢が大切です。それは、まだ起きていないことを想定せず、起きたことを拒否しないという姿勢です。そのように、常に起きたことに対してだけ思考を回していけば、効率的で潔く覚悟のある捉え方ができるのです。それが普通の人の効率的な思考の回し方です。

そこからさらに、いろいろな出来事に対する思惑がない状態、つまりエゴがない状態になれば、その出来事は実は宇宙の流れだと気付きます。それは星と星の関係と同じであり、自然界の成り立ちと同じように、とても効率よく事は成っていくのです。エゴがなく効率の良い流れに乗ると、自分が思考をまわして考えたこととは違う気付きが湧いてくるのです。そうすると、自分が思っている以上に事がスムーズに成っていくのです。

この世界にはそのような順序があり、1ヶ月間の真学校は人間の考えを超えた流れを人生の中に取り入れて生きていく講座なのです。

サリちゃん:
はい!わたしはそれを今学んでいる最中です。

いさどん:
しかしその前に、今、それに対する自らの心の準備をしているところなのです。決して遅くはないですよ♪できればこの1ヶ月間の真学校中にそれが理解できたらいいですね。もしくは、今回の取り組みがそれをマスターするためのきっかけとなれば、それはそれでもいいのです。人が生きると良い風が吹いて、良い場所になることをわたしはいつも望んでいます。そのためには、まず正直であることが大切ですね。

サリちゃん:
感情があふれてきた昨日はさておき、わたしはいつも良い場所をつくっていますか??

いさどん:
あなたは辛そうですね(笑)。

サリちゃん:
そういえば、わたしが昨年11月に初めて木の花に来たときに、ようこからもそう言われました!ようこは、わたしが楽しそうに見えるときもあれば、辛そうに見えるときもあると言っていました。それを聞いて、わたしはとても驚いたことを覚えています!

いさどん:
ハッハッハ!まりねえのことは知っていますか?彼女はとても明るい人で、冗談をよく言う人でした。しかし、初めてわたしが彼女に出会ったときに、「あなたはとても暗い人ですね」と伝えたのです。彼女は「えっ!!!」と驚いていたので、彼女の暗さの理由をそこで説明してあげました。つまり、彼女は皆の前では自分が明るい人だと思われたいために明るく振舞うのです。そして疲れて、ひとりになると暗くなるのです。わたしは彼女がわたしたちと一緒にいるときの姿を伝えたのではなく、わたしたちと会っていないときの彼女の姿を伝えたのです。

サリちゃん:
いさどんの言うことは本当によくわかります!わたしの両親が離婚したとき、わたしは幸せを偽っているような状態でした。それから大学時代を通し、自分の本質に戻るために瞑想やスピリチュアルなことに出会い、自分が何ものであるのかを少しずつ理解するようになりました。そして今、真の幸せを心から感じています。友達と一緒にいるときなど、心から真の幸せを感じるのです!・・・でも、実はそれは真の幸せではないのでしょうか??

いさどん:
人間はうそつきなのです(笑)。

サリちゃん:
それはどういうことですか???わたしは、本当は幸せではないということですか???

いさどん:
あなたが幸せかどうかは別にして、あなたは今までそのような人生を歩んできたということは事実です。

サリちゃん:
それはわたしが幸せを偽ってきたということですか?

いさどん:
あなたにとって、幸せということが人生のテーマのようですね。幸せであるかどうかを語る人は、今までの人生が不幸だったという思いがあるからなのですよ。

サリちゃん:
ハッハッハ!

いさどん:
それほど不幸だったのですか(笑)?

サリちゃん:
今、わたしが幸せについて話しているのは、いさどんはまりねえが幸せであると語りましたね。だから今、わたしは幸せについて話しているのです。

いさどん:
わたしはまりねえの幸せの話はしていません。彼女は妙に明るく振舞っていたので、「あなたは暗い人ですね」と彼女の別の姿を想像して伝えたのです。そうしたら彼女は「えっ!!!」と言ったものの、「わたしは本当は暗いのです」と本当のことが言えたのです。それで彼女が幸せになったかどうかは別として、その結果彼女は楽になったのです。

わたしはあなたを観ていて、皆の中で明るくしているのが似合っていると思うのです。そういうイメージがあります。だから、「サリちゃん、かわいいね!」と言うのです。そして、あなたもそういう人でありたいと思っているはずです。

サリちゃん:
それが天からわたしに与えられた資質だと気付いています。

いさどん:
そうです。それは、あなたの真我です。本当のあなたが輝いている状態がかわいいと思うので、そう伝えているのです。ですから、これは神様のメッセージなのです。わたしには何の責任もないのですよ♪ただ本当のことを言っているだけなのです。

サリちゃん:
ありがとうございます!これからは自分自身をもっとさらけ出していくことに取り組んでいきます。

いさどん:
そうですね。そうすると、風通しが良くなります。一番の主役はあなたですからね。自分の心が広く、オープンな人であれば、心地良い場所が自然とできてきます。しかし、自分の心が狭ければ、極端なことを言うと、自分としか向き合わなくなり、中には自分とも向き合わない人もいます。すべてはあなたの心次第なのです。

サリちゃん:
そうですね!今日は時間を持ってくださってありがとうございました!

いさどん:
また話す時間を持ちましょう♪

――

 
今、1ヶ月間の真学校は3分の1が過ぎたところです。これから、サリちゃんの真我はどのように花開いていくのでしょうか。みなさん一人ひとりの目覚めが連動して、今という時代を創っているのです。

「1ヶ月間の真学校」塾長・いさどん
「1ヶ月間の真学校」塾長・いさどん

 

 


受講生といさどんとの対話・エリちゃん編

1ヶ月間の真学校では、受講生一人ひとりがそれぞれの歩みで目覚めていくことを大切にしています。そこに固定されたプログラムはありません。12名が参加する2016年度は、個性豊かな12通りの学びがあります。
その中の一人であるアメリカ人のエリちゃんは、今年1月に初めて木の花ファミリーを訪れました。36歳の彼女は7年間ある重い病を患ってきましたが、木の花に来てからその症状が癒され、人生の新たなステージに向かう生き方を模索していました。以下は、真学校参加を決める前のエリちゃんといさどんとの会話です。まずエリちゃんが自らの病気についていさどんに説明した後、いさどんは次のように語り出しました。

「1ヶ月間の真学校」受講中のエリちゃん
講座受講中のエリちゃん

いさどん:
日本語で「病気」は気が病むと書き、心が原因となって表されるものです。ですから、心の状態によって病気が重くなったり軽くなったりするのです。

エリちゃん:
まさにそうですね!昨晩の大人会議でいさどんがおっしゃっていたように、わたしの意識が神とつながり、エネルギーが流れているときには調子が良いのです。私は今回初めて日本に来て、もう3週間が経つのですが、日本でたくさんの目覚めた人たちと出会ったように感じています。彼らは「あなたは神なのです。病気があなた自身ではないのです」とわたしに思い出させてくれました。そしてここ木の花で、わたしは病気から完全に解放されています・・・伝えたいことは本当にたくさんあるのです!

いさどん:
わたしも同じですよ(笑)。極端なことを言えば、すべてを伝え合わなくても、これはとても意味のある出会いだということはわかりますね。

エリちゃん:
心からそう思います!昨年からわたしはまるで子どものようにたくさんのメッセージを受け取ってきたのですが、その傾向は日本に来て、さらに木の花に来てからより強まっています。

いさどん:
今はそのような時代であり、木の花ファミリーは一般社会からすれば、まだ特殊な歩みをしています。しかし、わたしたちは今、地球規模で新たな時代に突入するターニングポイントを迎えているのです。今までの時代は、わたしたち人間が物理的な体を持っているために、病気も物理的現象であるかのように受け止められ、お金やものなどの物理的な豊かさを追求する時代でした。それは人間の欲望から捉えると、ある意味魅力的でもあったのです。人間には物理的な欲求の心と霊的な欲求の心の両方があるのですが、今の時代の人々は物理的な欲求が優先してしまって、バランスを欠いている状態なのです。

わたしたちの体の中にはいくつかの気の柱があり、そのバランスによっていろいろな症状が出たり、健康であったりします。そのアンバランスが起きるということは、人間を進化させる元にもなるのです。

エリちゃん:
そうです!ありがとうございます!!

いさどん:
ハッハッハ。

エリちゃん:
というのも、これまでほぼ7年間、わたしは病にひどく苦しんできたのですが、昨年になってようやく、わたしは病気に感謝できるようになったのです。ですから、病気はわたしの大いなる師なのです。

いさどん:
それは良い捉え方ですね。 今、日本で最も多くの人がかかって亡くなる病気が癌です。癌細胞からすると、温かいことと人々が朗らかに生きることが最も嫌な環境なのです。ですから、現代社会は癌にとって最も繁殖しやすい状態でもあるのです。今、医療は物理的には高度に発展していますが、それは病気に対する根本的な治療方法ではなく、その認識が病気の根本原因に行き着いていないのが現状です。

病気は決して悪いものではなく、わたしたちにそのアンバランスが起きていることを教えてくれているのです。そのことが理解できる魂と、この世界の出来事を善悪のふたつに分けそれを裁いていく魂の違いは大きいのです。あなたはそういった現象の奥にある真実を考えられる環境に行くと、心が楽になりますね。それは、あなたが次の時代を生きる魂だからです。今の時代においてあなたのような人たちは、自分の心が理解されない環境で育ってきました。だから、孤独に感じることもあるのです。しかし、その苦痛は次の時代を生きるためのバネになるのです。

エリちゃん:
そうですね。これは表現するのが難しいのですが・・・今回日本に来たのも、それは何か説明できるような理由があって来たのではなく、わたしの魂が今ここに引き寄せられたのです。

いさどん:
これからの生き方は、そういった物事に対する姿勢が大切です。それは、直観で生きるということです。人間以外の生命はそのような本能と共に生きています。人類にも、過去にはそういった時代があったのです。

新たな時代は、科学・物理・テクノロジーの発展を捨てるわけではありません。今、ピークを迎えている物理的テクノロジーの進化は、優れたことでもあるのです。ただ、それが未だに人類社会に真の平和や安定、そして豊かさをもたらしていないだけのことなのです。

出会った困難に対してそこから疑問を持ち、新たな価値観を模索しているあなたのような人たちが今、たくさん現れてきています。あなたは「1ヶ月間の真学校」に興味があると言っていましたが、今のところこのプログラムは一年に一度しか開催できません。それはわたしたちの生活上、ゆっくりと時間をかけてここにあるノウハウや情報を提供できるのは、この期間だけだからです。通常、もっと重症な心身の病を持っている人に対する取り組みとしては、自然療法プログラムがあるのですが、その場合、その人が病気の状態を健康に回復するまでの取り組みが主な目的です。しかし、「1ヶ月間の真学校」は宇宙・地球・人類の歴史を紐解き、現在わたしたちがどのような時代にいるのか、自分自身に働いている感情はどういう構造になっているのか、そしてどのように新たな時代を迎えたらいいのかを分析していくのです。

今、地球規模で行き詰まりを迎えている現状は、宇宙的に言えば切り替え時が来ているのですから当然のことなのです。ところが、世界のリーダーの多くはその原因がよくわかっていません。さらに、これからの時代は一人ひとりが目覚める時代なのです。ですから、リーダーが現れて新たな時代にいざなう時代ではないのです。そういった意味で、個人の損得の延長にこの世界を何とかしたいとか、自らの苦痛の延長に改善を求めていくのではなく、近代の社会のあり方に疑問を持ち、新たな時代を迎えようと模索する人たちが今、現れてきているのです。ですから、一人ひとりは個人のことで悩んでいるかもしれませんが、その現象の結果次の時代に訪れるのは、もっと大きな世界的ネットワークを創り出す動きだとわたしは観ています。そういった人々が広い世界観を持つことによって、心のキャパが広がり、社会にも精神的ゆとりが生まれることにより、病気などの個人的問題も社会の行き詰まりも自動的に解決されていくのです。

わたしは30数年前にこうしたビジョンを受けるようになりました。そこで気付いたことは、一人ひとりの人間は本当にオリジナルで、過去・現在・未来においてあなたという存在はあなたしかいないのであり、この瞬間しかいない、ということです。そういった個である存在に目覚め、一人ひとりが自分らしく生きると同時にこの世界に貢献していく姿が、地球に表された人間の姿なのです。

「1ヶ月間の真学校」は、こちらがただ情報を提供して学習してもらう場ではありません。わたしたち一人ひとりの中には、宇宙が誕生してから現在、そして未来までのすべての情報がDNAとして入っているのです。そして今のあなた自身は、あなたという魂がそれをDNAから引き出して、今のあなたの状態にしているのです。健康な状態も病気の状態も、あなたの魂が引き寄せてそうしているのです。ですから、病気もメッセージと受け取ることができれば、あなたの健全の元になるのです。しかし、病気を単なる病気だと捉え、それを排除したいと思えば、あなたの病気はいつまでたっても病気として認識され、たとえそれが治ったとしても「あれは病気だった」ということで終わってしまうのです。

物理的に解決することはとてもエネルギーがかかるのですが、霊的に解決することはいとも簡単なのです!

エリちゃん:
本当ですね!

いさどん:
この世界は、霊的なものによって物理的な現象が誘導されています。そういったことを自らの中から湧き立たせることが、「1ヶ月間の真学校」のプログラムなのです。現在を理解するためには、過去から現在までのプロセスを理解する必要があります。そして過去から現在を理解すると、現在から未来の流れが観えてくるのです。そうすると、未来に対して不安になる必要はなくなります。そのように、自らの心が未来を創っていくのです。今、人類がそういった姿勢に立って、これから地球の歴史を創っていく時代が訪れています。

過去には様々な宗教や哲学が生まれ、優れた人の教えを世界中に広めた時代もありました。しかしこれからは、一人ひとりが宇宙に対してどのような意味があって存在しているのかを理解し、その目覚めのネットワークを広げていく時代に入ったのです。それは、過去の宗教などのような特定の教えを広げるためのものではありません。それはわたしたちがこの世界に生きている意味を認識するためのものなのです。あえて言うならば、人類は皆、宇宙に所属しているのですから、宇宙からその意味を受け取り、気付く立場にいるのです。

わたしたちには次の時代の訪れを一般の人々より少し早く感じたものとして、互いに連携し合い、それを広めていく宣教師のような役割があるのです。たとえば、あなたがここに来てたくさんのことを感じ、この場でわたしに語りたいことがたくさんあるように、わたしにも伝えたいことがたくさんあるのです。

エリちゃん:
それは、わたしがいさどんに質問したいことでもありました。わたしたちの心が本当に開放されていると、天から絶え間なくメッセージが降りてくるのです。

いさどん:
その発想をしていること自体、あなたは次の時代を生きる人なのです。人が自らの考え方の中に囚われている状態を、漢字で「囚」と書きます。これは、枠の中に人が入っている状態です。この枠の下の部分を取り去ると、玄関ができて外からの情報が入ってきます。そして、上の部分も取り去ると、上からは天の法則が入ってきます。そうすると、「囚(とらわれ)」が「閃(ひらめき)」になるのです。囚われの状態とは、頭の中で思考がぐるぐるとまわり、自らの価値観で物事を裁き、世の中を生きている状態です。それに対して、閃くという状態は上から降りてくる直観と、内から湧き上がる気付きの両方によって生まれます。この閃き(直観+気付き)の状態を「縦」の思考と呼びます。それに対して、囚われの状態を「横」の思考と呼びます。横の思考は、縦の思考に沿うと、健全に働くようになるのです。そして、この縦(|)と横(一)の両方を合わせると十(重合)となり、完成されたヒトの姿となります。カタカムナでは、これを一(ヒ)から十(ト)までの道ということで、それを十(ヒト)と読み、完成された人間の姿を表します。それは、悟りに至ったヒトの姿です。

約13000年前に東アジアに存在していたカタカムナ人は、直観により自然の物理性やその元となる世界を体感し、生活していました。

エリちゃん:
わたしはカタカムナを学ぶ必要がありますね!

いさどん:
そうですね。カタカムナは世界中の言語の元になっているものなのです。わたしたちの文化は漢字を持っていますが、それは文字に意味があるのです。しかし、言語の一番の元は、一つ一つの音に意味が込められているのです。わたしたちは音を発するものであり、音を組み合わせることによって意志の疎通を図ります。その音は全部で48です。その一つ一つの単音に意味があり、音が組み合わさると、物理性が示されるのです。ですから、この世界は音の響きによってできているのです。わたしたちは音を出しながら、この世界を創っているのです。

その響きは耳に聞こえる以外の世界にも及んでいます。たとえば、物事を前に進めていく正の響きもあれば、それを逆行させる反の響きもあります。ですから、家庭の中で対立する人間関係が生まれ、その結果その家の食べ物を腐らせてしまうような反の響きを出している家庭もあるのです。逆に、この世界が過去から未来へ向かって進むように宇宙の法にふさわしく沿っていく響きもあるのです。そのように法にふさわしい正の響きを発していると、人は健康になっていきます。

人類はこれまで、いろいろな問題が起きるとそれを表面的に解決しようと努力してきました。しかし、なぜそのような状態になったのかを紐解き、そうならないような正の響きや流れを創っていけば、自動的に問題は消滅するのです。今の世界はとても複雑になっていて、純粋で美しい元の響きがわからない混沌とした状態になっています。ある意味、それはとてもダイナミックでもあるのですが、人々はそこを理解することができず、突破するのが難しい状況になのです。しかしそういったことの原因をよく理解し改めれば、シンプルに、効率良く、豊かに生きることができるのです。人類は、そういった世界を自らの中から湧き立たせることができるのですが、そのためには閃きが必要なのです。

すべての生命が宇宙を構成していて、すべての生命の中にその叡智は存在するのです。特に人間は地球上の生命の中で最も高い能力を持っているのですから、そうした情報をすべて持ち合わせているのです。しかしそれと同時に、能力が高いということは、その使い方を間違えるととても愚かしいところに堕ちることにもなるのです。

「1ヶ月間の真学校」では、今、わたしたちが行き着いた情報を提供し、それを皆で確認し合う場にしたいと思っています。しかしそれは、1ヶ月間だけの学びなのではなく、人類は進化し続けていくのですから、そこに参加する人たちの新たな生き方のきっかけのようなものとなるのです。もし、あなたが参加することが可能であるならば、もちろんそれは自分のためでもあるのですが、それはさておき、新たな世の中創りに貢献していくために活かしてもらいたいと思います。

わたしが目指している世界は、わたしから湧き出る智恵を必要とする人がわたしのもとに来ます。そしてお互いに意志を疎通させるために、目と目が合うとします。そこでわたしがにこっと微笑むと、それだけでその人には通じ、「わかりました!ありがとうございます!」と言ってその人が帰っていくのが、わたしの目指している究極の世界です。本来、人間にはそういったことが可能なのです。

エリちゃん:
そのとおりですね!!ひとつ質問があるのですが、昨晩の大人会議でいさどんは2016年のテーマである「発信」について話していましたね。そこで、言葉の重要性について考えたのですが、今、わたしにはある師がいて、彼はインドの伝統でいうグルのような存在です。これまでの人生を通してもわたしにはたくさんの先生がいて、わたしは彼らの言葉のすべてを理解できなかったのですが、何かがわたしに伝わって学んでいるのです・・・すみません、わたしの質問が何だったのか、わからなくなってしまいました!

いさどん:
わたしがそれを答えましょうか(笑)?あなた自身の道は、あなたにしか歩めないのです。ですから、あなたが出会ってきた師や学びは、あなたが本来の道に目覚めるためのものだったのです。これからは、師を持つ必要はありません。あなたが自身の歩みに目覚めれば、あなたが自らの師になるのです。本来、人は皆、そうなるべきだと思っています。

生命はそれぞれのポジションを担いながら、この世界を維持しています。ですから、すべての存在が尊いのです。過去の時代には師と弟子という関係があったのですが、新たな時代はポジションが違う関係であるだけなのです。

エリちゃん:
本当にそうですね。まだまだ、わたしには学ぶべきことがたくさんあります。

いさどん:
あなたは今まで自分に対して自信がありませんでしたね?

エリちゃん:
はい。

いさどん:
これからは、おごった自信ではなく、確信に基づく自信を持つということです。

エリちゃん:
それはよくわかります!

いさどん:
そうすると、誰かから導かれなくても、自らの中から道が湧き出るようになるのです。一人ひとりの中から湧き出てきたものがネットワークしていくと、最終的にわたしたち人類は地球という生命を構成するひとつの家を持った家族だと気付くのです。その次には、地球の家族は宇宙に向かって新しいビジョンを展開するようになるのです。宇宙は広大なサイクルの中をフリーエネルギーによって運営されているように、わたしたちの中にも無限なるエネルギーと共鳴するような働きがあるのです。

今日、わたしは言葉で語るのは難しいと感じながら語っています。わたしの話が少々ぎこちなくても、ようこちゃんはスムーズに英語で通訳していますね(みんな、笑)。そういう関係を誰とでも創りたいのです。

ようこ:
こういった話を初めて聞くエリちゃんにとってわかりやすいように、情報を少し追加して通訳しています。

いさどん:
そうなのです。わたしが伝えたいことを、わたしが話すより先にようこちゃんがその内容を感じて通訳しているのです。ですから、わたしは話している格好をすればいいだけなのです(みんな、大笑)!

そういった心の関係ができると、今、世界的に起きているたくさんの問題も自動的に解決されるのです。そういった世界では皆が自分のところに利益を確保しようと思わなくてもいいのです。それこそ、閉じた心の門を開いて、閃きによってネットワークすれば、皆が豊かに生きられるのです。そこでは、新たなテクノロジーや様々な叡智が新たな意味で皆のために活かされるようになるのです。

ただ、その世界は、天の意志が通った世界です。人間たちは地上を生きていますね。そうすると、道理の通った世界に生きることに慣れていないのです。地上に生きていて、対立や競争、差別することに慣れすぎてしまい、だから地上に天国は降りてこないのです。自然界にも天国が表現されないのです。それは、今の人間たちの間違いでもあり、同時にそういった時代のプロセスを刻んでいるということでもあるのです。そこでは誰一人、悪者はいないのです。

すでに、宇宙的には新たな時代の扉が開かれました。これから、地球上にそれが現れてくるのです。ですからわたしたちは今、時代が切り替わり新たな世界へ向かう旅立ちの時に生きているのです。その切り替えの完成までには、地球時間で言うと100年ぐらいかかるでしょう。しかし、宇宙的に言えば、100年なんてほんの一瞬なのです。地球の誕生から現在までを一年にたとえると、その切り替え時は一秒にもならないのです。

(そこでようこは、250年前の産業革命は現在からほんの2秒前に起きていたことも付け加えて通訳する。)

chikyunorekishi

いさどん:
わたしが今、話さなかったことをようこちゃんは通訳していましたね(笑)。

エリちゃん:
それは完璧だわ!わたしが日本に来てから、ある意味変なことが起きているのです。

いさどん:
変な状態にならないと、現代社会のマインドコントロールは解けませんからね。

ようこ:
それは良いことなんですよ♪

いさどん:
木の花ファミリーは変な人の集団ですからね。

エリちゃん:
ハハハッ。それは良かったわ(笑)!日本に来て、特に木の花に来てから起きていることなのですが、寝ているときにたくさんの夢を観て、たくさんの人生を経験しているように感じています。そして、それはとても明快なのです。昨日の大人会議でいさどんが話していたように、エゴから解放されれば、より高い意識や無限の意識とどんどんつながっていきますね。

いさどん:
それ以上あなたが話さなくても、こちらには十分伝わっていますよ(微笑)。わたしたちは自分自身に囚われていたら、小さな自分自身であり、自分自身とも矛盾を発生させることになるのです。しかし、解放すればこの世界全体が自分自身にもなるのです。ただそこで、あまりにも解放されすぎると自分であるという意味がなくなるので、とりあえずまた自分に返ってくることもでき、自らの役割を果たすようなこともできる世界なのです。

エリちゃん:
そのとおりですね!

いさどん:
現代の多くの人々は個人として自らが成立していると思っているのですが、その個人はもうひとつ大きなスケールの中でポジションをもらっているのです。そして、わたしたちが自らを認識するこの形まで戻ってきたときに、自らの狭い枠に囚われているのか、それとも全体と自らの位置関係を認識し広い世界観のもとに存在しているのかということなのです。わたしたち自身も、無限に小さなパーツの集合によってできているものでもあるのです。これは相似形という仕組みです。そういったこともすべて、カタカムナは紐解いてくれているのです。13000年前の人々がそれをわかって生きていたのですよ。そして、宇宙時間からすれば、13000年というのは一瞬のことなのです!

わたしは銀河が誕生したときにその場に立ち会った記憶もあれば、地球が創造されるときにどういうビジョンで創るのか、仲間たちと話し合っていた記憶もあるのです。それは過去のことだけではなく、いずれ地球に賞味期限が来たときに、地球から離れて次のステージに行く未来に対してのビジョンもあるのです。

ですから、大きなスケールで今を観たら、確かに今目の前に起きていることは注目すべきことではあるのですが、悩むことではないのです。人類が今、そこに目覚める段階に来ているのです。そういったことを伝えることが、わたしがここにいる役割なのです。わたし個人の望みは地上的には何もありません。みなさんにそういったことを伝え、地球上に人類の目覚めのネットワークができたら、わたしは次のビジョンに行くだけなのです。その役割をあなたにもしてもらいたいと思っています。OK?

エリちゃん:
OK!!

いさどん:
では、また真学校で会いましょう。

エリちゃん:
Thank you!!
――

さあ、これから1ヶ月間の真学校を通してエリちゃんはどのように変化していくのでしょうか。時代の流れやこの世界の意志を感じているエリちゃんは、そうした大いなる意志とともにこの1ヶ月間を過ごしていくことでしょう。

受講生仲間と一緒にアメリカ式のパイを作るエリちゃん。“ Sooooo delicious!! ”
1ヶ月間の真学校はまだ始まったばかり!