第14日目:心の学びの実践:「恵みいただきます」

今日は、月に一度の地域の方々との交流イベントである「恵みいただきます」が開催されました。このイベントは、地域の方々と食を通して心の交流を図るために開催されています。
木の花ファミリーのメンバーは、このイベントのために、何度もミーティングを重ね、試食会を繰り返し、フィードバックを活かし、お料理を完成させていきます。
そして、当日はその月のテーマに合わせた衣装と会場のデザインで、異空間を作り上げます。今月のテーマは韓国料理!

 

今回の韓国料理(わかめs-プ、ビビンパ、サラダ、トッポッキ、ムッ+ピーナッツソース、キムチ、カクテキ、チヂミ (カボチャとねぎ)、里芋の包み揚げ、イチゴのムース
今回の韓国料理(わかめス-プ、ビビンパ、サラダ、トッポッキ、ムッ+ピーナッツソース、キムチ、カクテキ、チヂミ (カボチャとねぎ)、里芋の包み揚げ、イチゴのムース

このスペシャルイベントに真学校受講生もスタッフとして参加しました。

こうした実際に木の花のメンバーが、一般の方々と触れ合う中で、心をどう表現しているのか、良い流れはどんな心の状態から生まれるのかなどを実際に動くことで、肌で感じる機会を持ちました。

苦手を克服するためにホール係にチャレンジしたきたじゅんと赤のチマチョゴリののりこちゃん
苦手を克服するためにホール係にチャレンジしたきたじゅんと赤のチマチョゴリののりこちゃん
人前に出るのが苦手とはとても思えないおもてなしをしてくれたよこなおちゃん
人前に出るのが苦手とはとても思えないおもてなしをしてくれたよこなおちゃん

台湾でこうしたイベントなどのコンサルタントをしているぶんちゃんは、売店担当。日頃、売店を担当しているスタッフに、改善のアドバイスをたくさんしてくれました。

ぶんちゃん、ありがとう!

その他、受講生はホールマネージャ―の補佐、受付、盛り付け、食器の洗い係、下膳などの配置に就き、それぞれ実践を通した心の学びをしました。

ホールマネージャー補佐のわたるくん(右)
ホールマネージャー補佐のわたるくん(右)

 

以下、実習をとしてみた受講生からの感想です。

— ビビンパの盛り付け担当のたになおちゃん —

やってみてやっぱり楽しかったです。

反省点はどんぶりが変わった時に広いどんぶりだからと隙間を無くすために具を多めに乗せてしまったことです。後で愛ちゃんが「量が多いとお腹いっぱいになっちゃって全部を美味しく食べれられたのかな?」と言っていたのを聞いて、すごい浅い視点でしか捉えられていなかったと反省しました。見た目に捉われて食べる方への配慮の無い心がこの結果だったと思います。

— 下膳担当のみへちゃん —

着飾ったり、子どもも一緒になって楽しんだり、太鼓をたたいて本格的な雰囲気を作り出したり・・・。素材が、料理が素晴らしいだけでなく、数々のもてなしがあり、本当に心がこもっていると思った。個人的には、車いすの方がお客様にいたことがとても嬉しかった。

— 配膳担当のよこなおちゃん —

ホールで配膳を担当していたよこなおちゃんは、既に用意されているスプーンが入った入れ物が布巾で覆われているのに気付かずに、洗い場チームに洗いを急がせたことを次のように振り返っています。

自分のことしか考えず自分視点で物事を見ていた。そんな自分に気が付いた。そのことに気が付いて視野を広げてみると、周りが良く見え、見えてくるものが変わった。のりこちゃんやきたじゅんがホールのあちこちに気を配っているのがわかり、わたしも全体に気を配るように心がけた。自分にも余裕が生まれ、お客様に話しかけたり、場の空気を楽しむことができた。お客様の顔をずっと観察していたら、皆さんの表情がとても明るく楽しそうで、とても幸せな気持ちになった。


ここまでの2週間、学んできたことを生の現場を体験することで、色々な人や様々な現象に出会い、学びを思い出し、実践し、それを振り返りながら、残り2週間の学びをさらに深めていく良い機会となったようでした。

みなさん、お疲れ様でした!