3日目午後「ファシリテーション」〜人生をファシリテートする

今年大きくリニューアルした講座のひとつが、このファシリテーション講座です。

ファシリテーションというと、通常は会議やミーティングなどの場で、様々な立場の参加者一人ひとりを活性化し、協働を促して、合意形成をサポートする役割を言います。ところが視野を広げてみると、「ファシリテーション」とはもっと深い捉え方ができます。

これまでの時代のファシリテーションとこれからの時代のファシリテーションについて、カタカムナを通して解説するみかちゃん
これまでの時代のファシリテーションとこれからの時代のファシリテーションについて、カタカムナを通して解説するみかちゃん
ファシリテーションとは何かを語るいさどん
ファシリテーションとは何かを語るいさどん

いさどんは以下のように語りました。


自分自身の中に湧いてくる様々な思考を仕分け、取捨選択し、時代の流れや宇宙の法則に沿うように自分自身をファシリテートする能力が、これからの人類には必要とされます。『人類に』と言うと大きなことのように聞こえますが、『あなた自身の人生に必要とされている』と置き換えれば、身近な話になります。大きくても小さくても同じです。例えば自分の周りを小さく区切れば「家族」や「会社」という単位になりますが、それを大きくすれば地球になります。そういう中に、私たちは生きているのです。

私たち一人ひとりの体は、60兆個の細胞からなるひとつのコミュニティです。それをファシリテートしているのは、実はあなたではないんですよ。あなたは、その60兆個の細胞をファシリテートしている存在があることを知るべきなんです。あなたがいくら「これは自分の体だ」と言っても、それは何ものかにファシリテートされることによって健康に保たれているのです。

ところが、その健康に保たれているものをダメにするのは、あなた自身です。ということは、あなたと、あなたを含めた全体をファシリテートしているものとが連携していくことが、あなたの人生を健全にし、社会を健全にします。その全体をファシリテートしているものとは、時代や、天体の動きです。

そのことに目覚めると、自分を含めたすべてをファシリテートすることにつながっていきます。これまでの「ファシリテーション」とはただ会議を円滑に進めるための手法でしたが、これは人生のファシリテーションであり、人類の目覚めとなる重要な捉え方なのです。


以下、講座のスライドをご紹介します!

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3日目午後「リーダーシップ」

午前中の圃場見学に続いて、午後も快晴♪
というわけで、みんなで宮ノ下広場に出かけて「リーダーシップ」のワークショップを行いました。

富士山を一望する宮ノ下広場
富士山を一望する宮ノ下広場

まずは毎年恒例、「渡り鳥のワーク」。渡り鳥のようにV字になって、先頭の人の動きをまねながらついていきます。そして渡り鳥の群れがあうんの呼吸で先頭を入れ替わりながら飛んでいくように、互いの呼吸を読みながら言葉を発することなく、先頭のリーダーを入れ替わっていきます。IMG_2792

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ちょっと風邪気味のためワークを見学しているニナの周りをみんなでぐるぐる。「自分もその中にとりこまれている感じがしたし、見ていて楽しかった」とニナ。IMG_2817

オレンジくんの動きはとにかく斬新。IMG_2852

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ワーク終了後、みんなで感想をシェア。誰がリーダーになったときにどのように感じたか、自分がリーダーのときに心がけたことは何か等々。

続いて同じく恒例の「ビーチボールのワーク」。ボールをパスしながら、全員が少なくとも2回ずつボールに触ること。落としたらやり直し。風が吹く中、みんなで智恵を出し合いながら一丸となってミッション達成に向かいます。

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いい運動になりました(^^)

 

ふだん「自分がリーダーなんて」と思っていても、実は誰もがリーダーシップを発揮できるんだよ、と確認しあったところで、次の講座『ファシリテーション』に向かいます。

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3日目午前「互いを知る」

この講座は、「互いを知る」ということで、まずは2つのグループに分かれ、一人一人の自己紹介をした後に、他のグループに自分以外の人を紹介する「他己紹介」をしました。

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紙に書かれた自己紹介をもとに質疑応答

自分のことを紹介するのは、例え苦手ではあっても自分のことなのですから、何とかネタはあるもの。でも、人の紹介をするとなると、余程その人に興味を持って聞いていなければ、詳しく伝えられません。

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「互いを知る」とは、まず相手に関心を持つことがスタートなのです。そしてそこから互いに理解しあい繋がっていくことで一つになっていけるのです。

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他己紹介をもとに書き出されたメモ

3日目午前「圃場見学」

今日の午前中は、木の花ファミリーの見学ツアーから始まりました。8時半におひさまハウスひまわりを出発し、こうちゃんガイドのもと、本宅、配送センター、養蜂場、ビニールハウス、ニワトリ小屋、畑を回ります。

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冬を越すために、巣箱を毛布で包んで温かくしている蜂小屋。それぞれがそれぞれの役割を果たしながら全体でひとつの生き物のように生きているミツバチの生態は、これからの人類のモデルになる、ということで、木の花ファミリーではミツバチを飼い始めたのでした。

隣りのビニールハウスでは、蜜源植物となるエキウム・ウィルドプレッティの苗を育てていたり ー
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メダカがいたり。
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セロリもすくすく育ってます。
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そしていちごハウスへ。
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赤い実を探して、つまみ食い♪
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続いてキャベツの畑へ。
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人間の役割は、作物が本来の生命力のままに伸びゆくことができる場を整えること。キャベツが何を言っているのかを感じ取り、必要なことをする。農とは、作物と人間の協同作業なのです。
「作物はウソをつかないから、自分のやったことの答えがそのまま正直に返ってくる。そういう意味では人間より付き合いやすいかもしれないね」とこうちゃん。

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今日は気候も穏やかで、見学日和。あちらこちらに梅の花も咲いていました。
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見学後は講義室へ戻り、『互いを知る』のワークショップ。

これから1ヶ月間を共に過ごすのも、いわばひとつのコミュニティ。1ヶ月間を通して自分自身を深く知ると同時に、他者のこともより深く知って、互いを理解しあい、共に生きることを学びます。